ピアノをコードで弾く時に、低音域で音が汚いまま演奏する事があります。
コード、ベースのそれぞれの役割のために良い音域で演奏すれば綺麗な音が響きます。
簡単に考えるには本物のベースでよく使う音域とギターがコードを弾いている音域で弾けば良いわけです。もちろんメロディはどこでやっても大丈夫です。
間違えやすいのはギターもベースも移調楽器で楽譜の音より1オクターブ下の音が出ています。
つまりギターの一番高い音の弦の音であるE(ミ)の音はピアノの中央のE(ミ)なのです。
なので普通コードに使っている高い音は中央のG(ソ)かA(ラ)が限界です。
下の音はCコードのルート(根音)の中央から1オクターブ下のC(ド)のあたりです。
コードには1オクターブ下のCから中央のGまでを使えば安全です。これはクラシックもジャズも音楽全てに共通な事です。クラシックのピアノ曲の和音の位置を調べてみると納得がいくと思います。
もちろん自分の耳を信じるのが一番で、わざと効果的に使っている例も沢山あります。
ベースの一番高い弦の音はGで中央から2オクターブ下のG(ソ)の音です。つまりコードの音の下に当たる中央から1オクターブ下のC(ド)から下が良く使う音域です。
詳しくは二つの音の下の限界のローインターバルリミット(Low Interval Limit)で説明します。
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