2014年11月29日土曜日

今日からジャズピアニスト==マイルスと一緒にブルースを演奏してみよう

久しぶりにマイルス デイビスのストレイトノーチェイサーのブルースの演奏を聴きました。
1958年の録音でモダンジャズの典型の素晴らしい演奏です。

このレコードに合わせてピアノでブルースの練習をして見ませんか。
もちろん何の楽器でも良いですよ。

最後までコードを追えるまでやってみれば楽しいですよ。

方法は簡単です、

コードのルート(根音)だけをピアノで指一本で1小節の間、全音符(4拍)伸ばして弾くだけです。

4分の4拍子なのでカウントは4分音符を1、2、3、4とベースのポールチェンバースについてカウントします。

最初はメロディを聞くと、つられて間違いやすいのでベースに集中する事。

コードはキーは F メージャ の12小節がワンコーラスです。

つまりこれを何回も繰り返しているだけなのです。

最初にメロディを2回やって各人アドリブを延々とやって最後にメロディを4回繰り返して終わりです。

====Blues=======
F   Bb  F F

Bb  Bb  F F

Gm7 C7  F C7 ||
================


F のコードだと F の音を何処のオクターブで弾いてもかまいませんよ。
Bb は Bbの音
Gm7 は G の音
C7  は C の音を弾きます。

根音だけをDo Re Mi で歌うのも楽しいですよ。

Doーーー Faーーー Doーーー Doーーー

Fa--- Fa--- Do--- Do---

Re--- So--- Do--- So---


Do--- は ベースのリズムに合わせて一拍ずつ ド ォ ォ ォ と歌えばよい。

最後の12小節目の C7 は繰り返しのためのコードなので曲の最後は F (ド) にして終わります。 

Album: MILESTONES
Tune: Straight, No Chaser [1958]
Miles Davis(tp)
John Coltrane(ts)
Julian "Cannonball" Adderly(as)
Red Garland(p)
Paul Chambers(b)
"Philly" Joe Jones(ds)

上手くできれば2分音符、4分音符などリズムを変えてみると面白いですよ。

次はドラムのシンバルを良く聞いて見ると叉違う世界が開けてきます。

それぞれの楽器を口真似するといっそう楽しいし勉強になります。

これでもう 貴方はバンドの一員です。

輪唱の作り方 「かえるのうた」

輪唱は上手く出来ていて簡単に皆で楽しめますね。

「かえるのうた(合唱)」を例にとると曲のメロディは一つのコードだけで出来ています。

つまりコード C でメロディを作ってあるので何処から始めても良いハーモニーになるわけです。

アドリブしているのと同じですね。

早速色々考えて作って皆で歌ってみましょう。楽しいですよ。

作編曲もアドリブも同じ事です。ゆっくりやるかリアルタイムかの違いです。

コードパターンを2小節にしたり4小節にするともっと面白く出来ますね。

ドラピノ かえるのうた





2014年11月28日金曜日

コード進行の原理


[1] コードの機能には大きく分けて3つの状態があります。

1. Do Mi So(ド ミ ソ) の和音をトニックコード(Tonic Chord 主和音)、Cメージャならば コード C です。

2. So Ti Re Fa(ソ ティ ゥレ ファ)をドミナントコード(Dominant Chord 属和音)、コード G7 。

3. Fa La Do(ファ ラ ド) をサブドミナント(Sub Dominant Chord 下属和音)と呼びます。 コードは F です。

トニック(C)は両足で自然に立った状態と同じようで非常に安定した和音で何処にでも行けます。

ドミナント(G7)はジャンプした状態なのですぐ落ちてきます。つまりトニックに戻ります。

サブドミナント(F)は片足で立った状態なので両足を着くか、または片足ジャンプも出来ます。つまりトニックに戻るかドミナントに行く事もできます。

このようにコード進行はたったこれだけで成り立っています。

どうしてこの様な性格になるかと考えると
不安定な音 ファ と ティ(シ) を幾つ含んでいるかによって違いが出てきています。

Mi(ミ)とFa(ファ)そしてTi(ティ)とDo(ド)の間は半音しか離れていないので、
ファーーーと伸ばしていると ミ に落ち着きたくなり、
同様に ティ(シ) は ド に落ち着きたくなりますね。

ド ゥレ ミ ファーーー そしてソ ラ ティ(シ)ーーー と歌ってみてください。感じられると思います。

トニックには含まれていないし、ドミナントには2個、サブドミナントには1個含まれています。

複雑なコード進行も、よく見るとこの3つのコードを分解したり代理の和音に置き換えたりしているだけなのです。これはクラシックもジャズも同じです。

ブルースだって C F C G7 C だし ジャイアントステップも B G Eb とトニックが3度で移動しているだけ。

[2] 機能的和声

音楽の機能を考える時には音階を

 Do(1) Re(2) Mi(3) Fa(4) So(5) La(6) Ti(7) Do(8)
  (ド ゥレ ミ ファ ソ ラ ティ ド)

 と「移動ド」で考えます。
(ゥレは英語のRの発音でレ、ティはシの事です。)

  固定ドは絶対音、つまり周波数を表しているだけで性格を表している訳ではないので使えません。
レコードの回転数を変えて全体の高さが変わっても同じ曲に聞こえますよね。




2014年11月25日火曜日

Blogger で メルマガ 登録ガジェットの日本語化

Blogger に 「メールによる読者登録」 ガジェットを追加したのですが、残念ながらメッセージやメールの案内などが英語のままなので日本語に出来る方法を探してやってみました。


[1] ガジェットの設定

  1.  管理画面のTemplateをクリックする。
  2.  Live on Blog の下の Edit HTML ボタンを押す。
  3.  Jump to Widget のメニューのFollowByEmail を選択する。
  4.   次のようなHTMLの下のほうにある value の 値 en_US  を ja_JP 
  5.  Submit を 送信 に変更します。

--------HTML------------------------------------------------------- 
  <b:widget id='FollowByEmail1' locked='false' title='ブログの読者になる' type='FollowByEmail'>
    <b:includable id='main'>
  <b:if cond='data:title != &quot;&quot;'><h2 class='title'><data:title/></h2></b:if>
  <div class='widget-content'>
    <div class='follow-by-email-inner'>
      <form action='http://feedburner.google.com/fb/a/mailverify' expr:onsubmit='&quot;window.open(\&quot;http://feedburner.google.com/fb/a/mailverify?uri=&quot; + data:feedPath + &quot;\&quot;, \&quot;popupwindow\&quot;, \&quot;scrollbars=yes,width=550,height=520\&quot;); return true&quot;' method='post' target='popupwindow'>
        <table width='100%'>
          <tr>
            <td>
              <input class='follow-by-email-address' name='email' placeholder='Email address...' type='text'/>
            </td>
            <td width='64px'>
              <input class='follow-by-email-submit' type='submit' value='送信'/>
            </td>
          </tr>
        </table>
        <input expr:value='data:feedPath' name='uri' type='hidden'/>
        <input name='loc' type='hidden' value='ja_JP'/>
      </form>
    </div>
  </div>
---------------------------------------------------------------  

これでサイドバーのガジェット表示は日本語になりました。


[2] メール購読システムの設定

 ところがガジェットの機能は FeedBurner から英語で送られるのでこの中身も日本語にしなければなりません。FeedBurnerの設定を行います。

  1. Layoutに戻りガジェットのEditをクリックします。
  2. View stats and learn more をクリックします。
  3. feedburner の画面が開きます。
  4. FEED TITLE でブログ名をクリックする。
  5. Publicize(集客支援) タブを開く
  6. メールフォーマットをクリックして開く。
  7. 本文の英語を日本語に変更して、例えば次の参考文のように
  8. そして ${confirmlink} に &loc=ja_JP を追加すると他の通知メールも日本語になる。
  9. 変更を保存します。

-------参考文--------------------------------------------------------  
こんにちは

「やっぱりジャズ」のメール購読希望を受け付けました。
下のリンクをクリックし 
て、メール購読を有効にしてください。

${confirmlink}&loc=ja_JP

(もし上記 URL にリンクが表示されなかったりブラウザが開かない場合は、URL  
をコピーしてブラウザのロケーションバーに貼り付けてください。) 
---------------------------------------------------------------  

[3] これでメールを入力してテストして終了です。

右上に「メールマガジン登録」とセットしましたの登録よろしくお願いいたします。

鈴木邦彦のピアニカ

学生だった東京オリンピックの頃、テレビで中村八大のバンドが出ていました。

まだ無名だったピアニスト、作曲家の鈴木邦彦がキャラバンをピアニカで吹いていたのを見て感動した覚えがあります。

その後私もメロディオンを買って吹いていました。

彼は近くの自由が丘のファイブスポットという、いそのてるお経営のジャズ喫茶で毎日演奏していたのでよく彼のピアノを聞いていました。

やっぱり作曲家のアドリブは一味違っていましたね。
そういえばオリンピックの体操のピアニストもしていましたね。

YouTubeで中村八大クインテットでピアニカとヴァイブラフォンを弾いているのを見つけました。
顔が良く見えないし名前も無いのですが多分そうかな。

ワークソング

2014年11月21日金曜日

私のライブ演奏の動画をYouTubeへアップロードしている方法

音楽用のビデオカメラなどは持っていないので、小さなデジカメと音楽録音用のデジタルレコーダで簡単にしています。
 編集も全て無料のソフトを使用しています。

1.録音

 まずレストランなどだとワンポイントステレオ録音なので、客席に置くと話し声が入りすぎてバンドの演奏が浮き立ちません。それで最近はステージの上でメロディカとピアノの近くに置いておくとベースとドラムとのバランスが良く客席の音も拾いにくくてクリアに取れます。
 歌が入るとPAからの音を入れなければならないので考える必要があります。
Zoom H4 は置き方さえ考えればしっかりと録音できるので気に入っています。
特にマイクが素晴らしい。

2.画像

 デジカメは残念ながら連続して25分しか撮影できないので、録画ボタンを押す必要があるので良く撮りそこないます。ビデオカメラだと長いステージでも大丈夫ですがカメラとマイクの都合の良い位置が違うので問題かもしれません。今は持っていないのでわかりませんが。

 別にスマホやデジカメがあれば、写真を沢山撮ってもらえば編集で変化が付けられます。

3、画面と音のファイルが出来たらPCでYouTube用に編集します。

1) 音声

 音声は Audacity で音声波形を見ながら編集できるので1曲毎にファイルを出力します。AviUtlで編集するのにはWAVが便利です。Any Audio Converterで簡単にMP3にも変換できます。

2) 音声ファイルが出来たらAviUtl ソフトを使って画像と音のレベル調整と同期をとります。
 同期を取るのが少し難しいのですが、音声とビデオの音を聞いて大体合わせて、1フレームごと動かせるように拡大して少しずつ合わせて行くと上手くいきます。WAVファイルの波形も表示されるので便利です。テキスト表示や静止画像をいれて長さを調整して編集します。ちょうど良いサイズにMP4でファイル出力します。Any Video Converterでも各種の変換が出来ます。

私はYouTube には次のようなファイルを作成しています。iPadでも見れるようにMP4にしています。

画像サイズ 640x480 640x360
フレーム数 30 フレーム/秒
音声ビットレート 128Kb
動画ファイル   MP4 (圧縮 中品質 25)


4.YouTubeへアップロード

 出来上がったファイルをYouTubeのアップロード画面で処理します。



最新作はこれです。動画が途中からしかなかったので写真を継ぎ接ぎして作成しました。

    Cry Me A River

=========================================================

「参考に私の機材とソフトを紹介します。」


1. 使用機材

カメラ     Nikon Coolpix S220
 動画サイズ    640x480ピクセル
 撮影フレーム数 30フレーム/秒
 連続撮影時間  25分
 動画ファイル   .AVI

ステレオレコーダ    Zoom H4
 音声ファイル  WAV MP3

2. 使用ソフト(Windows)

編集
 音声 Audacity 多重録音も出来る
 動画 AviUtl 拡張編集 プラグイン付き
 画像 Paint  お絵かきソフト
     Gimp 2 高機能写真編集処理

変換ソフト
 Any Audio Converter  WAV,MP3
  Any Video Converter  AVI, MP4、WMV、FVL



2014年11月20日木曜日

ドとメのブルースのアドリブ

ドゥレミ の ミの半音下のメ(me)はブルーノート b3 の音です。ドとメと四分音符だけでブルースのアドリブを作ってみました。

1 ド 3 4| 2 2 3 メ|ド 2 3 4| 4 2 3 4
5 2 メ 4| 6 2 3 メ|ド 2 3 4| 8 2 3 4 
9 2 3 ド|10 2 3 メ|ド 2 3 4|12 2 3 4

C のブルースのコードは

C7 F7 C7 C7
F7  F7 C7 C7
Dm7 G7 C (G7)

なので メ の音は F7のb7、Dm7のb7、G7のb13とクールな音になっています。
ドとメの2つの音だけでも、リズムを変えたりオクターブ上げたり下げたりでも延々とソロできますね。

色々考えて楽しんでみてください。

2014年11月13日木曜日

2拍3連音符の数え方

2拍3連音符はまず右手で1拍ずつ 123 223 タタタ タタタ と1拍3連音符を数えながら叩く。

123 223 323 423
タタタ タタタ タタタ タタタ



次に右手と左手で交互に叩く。

右左右 左右左 右左右 左右左

すると右手は2拍3連音符になっています。

1ーー 2-- 3-- 4--
タータ -ター タータ -ター

左手はジャズドラムのかっこいいスネアのフレーズと同じですよ。
1ーー 2-- 3-- 4--
ーター タ-タ ーター タ-タ

難しいフレーズは一番短い音の単位で数えると楽です、コンピュータのようにクロックが早ければ処理しやすいわけですね。人間のほうが賢いのだから。

右と左と違う音が出る物を叩くと面白いですよ。机とか頭とかね。

2014年11月10日月曜日

Corkscrewe Wine Bar での演奏

ポートランドの Corkscrewe Wine Bar で 9月14日にピアノトリオの演奏をやりました。
シニアコーラスに参加していた時の友人や、日本からのお客さんなどで盛況になった演奏会でした。日系のプロ歌手も一曲歌ってくれました。


ジャズピアニカ 田川康吉トリオ

Kokichi Tagawa(Melodica,Piano), J Jorgensen(Bass), Nick Saume(Drums)

1st Set

  1. Beautiful Love (Medium Swing)
  2. Caravan (Latin+Fast Swing)
  3. Cry Me A River (Slow)
  4. Corcovado (Medium Bossa)
  5. Scrapple From the Apple(Medium fast Swing)
  6. I Love You (Medium Swing)
  7. Polka Dot And Moon Beams (Slow)
  8. Fee-Fi-Fo-Fum (Medium Slow Swing)
  9. St.Thomas (Medium Calypso)
  10. Seven Step To Heaven (Fast Swing)
  11. Cantaloupe Island(Medium Slow Jazz Rock)


2nd Set

  1. Stella By Starlight (Medium Swing)
  2. All Of Me --- Vocal Adlai Alexander
  3. The Cats (Jazz Rock)
  4. One Note Samba (Fast Bossa)
  5. Take The A Train (Fast Swing)
  6. Comin Home Baby (Medium Bossa)



Scrapple From the Apple


2014年11月7日金曜日

AviUtl のマニュアル等 メモ

無料の多機能の動画編集ソフト AviUtl を勉強中ですがヘルプが表示されないので情報を集めてみました。

  1. AviUtlをインストールしたフォルダーに2つのテキストファイルがあります。私の場合はc:Program Files (x86)\aviutl99m に   aviutl.txt    exedit.txt が有りました。
  2. aviutl.txt には基本操作について。
  3. exedit.txt には拡張編集プラグインについて。
  4. ニコニコ動画にコミュニティが有り情報が集まっている。
    1. 拡張編集プラグインの使い方をまとめたPDF がダウンロードできます。http://looooooooop.blog35.fc2.com/blog-entry-846.html
    2. 解説動画などがある。
現在、コンサートの動画と録音ファイルとの音の同期を研究中です。

2014年11月6日木曜日

多重録音の遅れを修正 メモ

フリーソフトウェアのAudacityを使ってワンマンバンドの多重録音をしようと調整してみました。

生録音の編集には最高に便利なソフトなのですが、多重録音は自分の機器に合わせて調整しないと遅れが出ます。

編集/設定/録音 から レイテンシー(latency)で設定します。レイテンシーとは音のデータが遅れて届く時間です。

デフォルトでは

オーディオからバッファへ
  (b):100ミリ秒
レイテンシー補正
  (a):-130ミリ秒

になっています。

これでトラック1の録音をトラック2に録音して遅れが50ミリ秒であればレイテンシー補正値をー(130+50)のー180とすれば補正されるはずです。

私の場合は78ミリ秒の遅れでしたのでー208ミリ秒にしています。
ただしどうもトラックごとに違うようで安定はしていませんが実用にはなるようです。

測定方法は、次の2つの方法があります。


  1. ミキサーで2TR Mixがあればオンにして音を返してトラック2に録音する。
  2. マイクでヘッドホンの音を拾って録音する。


1.のトラック2に録音した波形の遅れ時間で測定しました。


  1. 一番下にある選択時間のフォーマットをミリ秒にして開始終了を長さに変更。
  2. 時間を拡大。
  3. トラック1の波形の頭からトラック2の波形の頭まで選択ツールでドラッグして選択。
  4. 長さの値が遅れになります。


この設定でワンマントリオで録音してみました。

ピアノ、電気ベース、ラップトップスネアのトリオで「サテンドール」です。






  1. ファイルを mp3で書き出し。
  2. 動画編集ソフトの AviUtl で写真一枚追加。
  3. Aviファイルを作成し保存。
  4. ビデオデータ変換ソフトの Any Video Converter でmp4に変換。
  5. Youtubeへアップロード。


全部フリーソフトです。

2014年11月5日水曜日

腕の動きは小指側が支点になる

楽器を練習して何回も肩や手を痛めていたのですが、体の構造を良く知り動き方を理解するボディマッピングと言う方法が良いようです。、アレキサンダーテクニックと言う方法です。

手首の回転軸は小指側にあると言うことを認識すると無理しない動きになることが分かりました。

つまり親指側の骨が支点だと思っていると無理な姿勢になるわけです。

尺骨の動き

hand_radius_ulna




自然な動きを研究して首や肩こりを直さなくては。皆さんも痛めないように気をつけてください。

ピアニストならだれでも知っておきたい「からだ」のこと

カメレオン(Chameleon)のメロディ

カメレオンのベースラインは
(do re me fa so la ti do 半音上は語尾が i に、半音下は e に変化します。re le は ra la となる)

*- la- li- ti-
Bbm7
|| do- -te-- do ---re ri mi
Eb7
fa -do -me   ---* la li ti
Bbm7
| do -te- do ---re ri mi
Eb7
fa -do -me   ---* la li ti

の繰り返しです。Bbm7とEb7は同じ機能なのでワンコードともいえますね。

次はメロディ

最初のテーマ

do do * te te * do do * me-
do-- * *  do te so te-
--do- * * *  me-
- fa * * *

を4回繰り返す。

* so fa- fa me-- me fa
me do fa me - do -   do te so te-
-do *  *  me- fa * *
4回目に
* so fa- fa me-- me fa
me do fa me - do

でエンディング。

ハービーのライブです。一緒に歌って弾いて踊って楽しみましょう。

Herbie Hancock - Chameleon



2014年11月3日月曜日

PDFの合成に便利な PDF Split and Merge

B5両面スキャンでも紹介しましたが前回はPDF合成はPDFreDirectを使いました。
PDF Split and Mergeを使っても迅速に出来便利です。

使い方は

  1. pdfsam-starter.exe を起動する。
  2. 左側のPlugins/Merg/Extractを選択する。
  3. 右側のAddボタンを押して順番にファイルを登録すると中央上部に表示されます。(ファイルをドラッグドロップしても良い)
  4. 中央下のDistination output file に出力するファイル名を登録します。
  5. 右下にあるRunボタンを押すとあっという間に出来上がりです。
今回も両面スキャンしたサイズがA4より少し小さかったのですが、読み込むときに斜めにならないように指か何かでガイドをしてまっすぐ入れると上手くいきました。両面スキャンがA4しか出来ないのは不便ですが、考えれば何とかなるものですね。

2014年11月2日日曜日

コードを弾く音域

ピアノをコードで弾く時に、低音域で音が汚いまま演奏する事があります。
コード、ベースのそれぞれの役割のために良い音域で演奏すれば綺麗な音が響きます。

簡単に考えるには本物のベースでよく使う音域とギターがコードを弾いている音域で弾けば良いわけです。もちろんメロディはどこでやっても大丈夫です。

間違えやすいのはギターもベースも移調楽器で楽譜の音より1オクターブ下の音が出ています。
つまりギターの一番高い音の弦の音であるE(ミ)の音はピアノの中央のE(ミ)なのです。

なので普通コードに使っている高い音は中央のG(ソ)かA(ラ)が限界です。
下の音はCコードのルート(根音)の中央から1オクターブ下のC(ド)のあたりです。

コードには1オクターブ下のCから中央のGまでを使えば安全です。これはクラシックもジャズも音楽全てに共通な事です。クラシックのピアノ曲の和音の位置を調べてみると納得がいくと思います。
もちろん自分の耳を信じるのが一番で、わざと効果的に使っている例も沢山あります。

ベースの一番高い弦の音はGで中央から2オクターブ下のG(ソ)の音です。つまりコードの音の下に当たる中央から1オクターブ下のC(ド)から下が良く使う音域です。

詳しくは二つの音の下の限界のローインターバルリミット(Low Interval Limit)で説明します。

歌やメロディ楽器にはピアノを弾くのが良い。

30年前、息子が参加していた倉敷のジュニアフィルの立ち上げの時、チェリストであり指揮者のロストロポービッチさんが練習を見に来てくれました。

その時ヴァイオリンの子供が「どうしたら上手になれますか」と質問すると彼は即座に「ピアノを練習しなさい」と答えました。

彼もチェロを始める前からピアノを弾いていたようです。
確かにメロディだけを考えるよりも音楽全体を理解しやすいピアノを弾くほうが良いと思います。
結局、音楽をよく理解できるようになりなさいという事だったようです。

ジャズミュージシャンもメロディ楽器、ピアノ、ドラムが両方出来る人が多いですね。
マイルスデイビスもピアノ弾いているし、ジャックディジョネットはピアノのCDも出しているし、アートブレーキーはピアニストだったしチャールスミンガスもピアニストだしチックコリアも時々ドラム叩いています。

確かに他の楽器のパートが何をやっているのか理解するには楽器を弾いてみるのが一番簡単にわかりますよね。

少なくともピアノ、ベース、ドラムの演奏の口真似が出来ると楽しいですよ。

これはチックコリアがドラムを叩いてベーシストのアビシャイコーエン(Avishai Cohen)がピアノを弾いて遊んでいるところです。


Chick Corea Plays The Drums


ベースのミンガスがピアノで出しているレコードです。

Charles Mingus -Memories Of You



2014年11月1日土曜日

ジャズらしさとは

ジャズと一般的に言うとボサノバやジャズロックも何でも含めて考えますね。

ところでジャズを演奏しようと思ってよく考えてみると、一番難しいのはモダンジャズのスイングの「ノリ」だと思います。

チャーリーパーカの ビバップ 以後、マイルスデイビスがピカソのように10年ごとに新しいスタイルを発表して60年代後半に完成したスイングのフォービートとツービートのリズムとメロディ。

このノリでボサノバ、ジャズロック、ファンク、フュージョンも演奏していますね。

実はこのノリを勉強するのが一番難しいようです。 いい演奏を沢山聴いて、ライブに行って、上手い人と一緒に演奏して楽しむのがいいようです。

ジャズ理論にもあまり説明が無いのでハーモニーとスケールばかり勉強してテクニックをつけても何年やってもジャズにならないことが多いのです。 もっとシンプルな物だと思うのですが。

簡単に考えると4拍子のスイングの2拍目と4拍目を少し強めにとりながらベースに合わせて踊ればいいわけです。皆で合わせている所がドラムのハイハットを踏んでいる2拍目と4拍目で後は前後に揺れていてそこが良い訳です。

リズムのビートに対して 前、ジャスト、後ろにあわせる方法があり個性になっています。

トップベーシストのレイブラウンやロンカータは前に前にと、ぐいぐい引っ張っています。
ドラムのハイハットはジャストか少し前に踏み込むのが多いですね。
そしてライドシンバルはメロディックに自由にタイミングを変えています。
そしてメロディはベースとドラムがかもしだすジャズのビートを聴いて踊りながら、ゆっくりと歌うわけです。

つまりベースが先に来て、ドラム、メロディとタイミングは遅れているわけです。


Miles Davis - My Funny Valentine 1964 Milan, Italy





ジャズの特徴はアドリブだよといわれています。しかしアドリブをやるのはクラシックでも昔は盛んでした。バッハ、ベートーベンは即興の名人だったようです、

アドリブを時間をかけて推敲したのが作曲ですから、方法は全く同じです。
つまりアドリブの勉強は作曲の勉強なのです。

作曲の授業の時にこの事を聞いて、難しく考える事ないのだと納得したのでした。
それまではアドリブのコピーが出来ない事がコンプレックスになっていましたが無くなりました。

つまり自分に聞こえてきたメロディを弾けば良いという事です。

ジャズの演奏の最初の何小節か聞くとジャズだなあと解りますね。
つまりメロディやリズムで判断していてアドリブで判断してはいないのです。

アドリブ無しのジャズの演奏も沢山あります。
マンハッタントランスファーのアドリブ無しの歌も粋でいいですね。

"On The Sunny Side Of The Street" - The Manhattan Transfer (2008)



ハービハンコックのChameleonを覚えています。

ハービーハンコックのChameleonをしっかり覚えておこうと練習しています。

ハービーの曲はウォーターメロンマン、キャンタロープアイランドなどシンプルな名曲がありますね。この曲もシンプルでなんとベースがBbm7 Eb7の2つのコード上の魅力的なフレーズを繰り返していて、メロディも2種類の4小節のフレーズがあるだけです。


ハービーの演奏もいいけれどバディリッチの演奏もシンプルで素晴らしい。ベースがAnthony Jacksonだしね。


Buddy Rich Chameleon 1974