生録音の編集には最高に便利なソフトなのですが、多重録音は自分の機器に合わせて調整しないと遅れが出ます。
編集/設定/録音 から レイテンシー(latency)で設定します。レイテンシーとは音のデータが遅れて届く時間です。
デフォルトでは
オーディオからバッファへ
(b):100ミリ秒
レイテンシー補正
(a):-130ミリ秒
になっています。
これでトラック1の録音をトラック2に録音して遅れが50ミリ秒であればレイテンシー補正値をー(130+50)のー180とすれば補正されるはずです。
私の場合は78ミリ秒の遅れでしたのでー208ミリ秒にしています。
ただしどうもトラックごとに違うようで安定はしていませんが実用にはなるようです。
測定方法は、次の2つの方法があります。
- ミキサーで2TR Mixがあればオンにして音を返してトラック2に録音する。
- マイクでヘッドホンの音を拾って録音する。
1.のトラック2に録音した波形の遅れ時間で測定しました。
- 一番下にある選択時間のフォーマットをミリ秒にして開始終了を長さに変更。
- 時間を拡大。
- トラック1の波形の頭からトラック2の波形の頭まで選択ツールでドラッグして選択。
- 長さの値が遅れになります。
この設定でワンマントリオで録音してみました。
ピアノ、電気ベース、ラップトップスネアのトリオで「サテンドール」です。
- ファイルを mp3で書き出し。
- 動画編集ソフトの AviUtl で写真一枚追加。
- Aviファイルを作成し保存。
- ビデオデータ変換ソフトの Any Video Converter でmp4に変換。
- Youtubeへアップロード。
全部フリーソフトです。
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