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2016年1月12日火曜日

覚える C Jam Blues

Duke Ellington のこれ以上シンプルは無いというブルース。

残念ながらパブリックドメインの曲ではないので楽譜は表示できませんが、
ド、と ソ だけでメロディが出来ています。

ド と ソ の音だけでアドリブが出来てしまう で紹介していますので、今回は

コードの構成音とテンションを考えて見ましょう。

標準的なブルースのコードです。

C7  F7     C7  C7

F7  F7     C7 C7

Dm7 G7     C7  C7(Dm7/G7) 


2016年1月8日金曜日

覚える Billie's Bounce メロディを歌う 5


今回はキーを C に変えて書いてみました。
キーが F の時よりも do re mi で読むのも読みやすいし分析も楽なので、
他のキーと者は C に書き換えてみる事もお勧めです。

2016年1月7日木曜日

テンションの音は1と5を動かせばよい

ジャズのハーモニーは5声で考えます。
クラシックは4声で考えますね。

分りやすい例ではジャズのビッグバンドのサックスは5人でしょう。
バリトンサックス、テナーサックス 2本 アルトサックス 2本 が標準です。

それぞれのハーモニーの時の担当の音は

バリトンサックス は ルート(1)
テナーサックス  は 3(b3)または b7(6、7)
アルトサックス  は 1    または  5

実はアルトサックスがジャズでは重要な役割をしています。

2016年1月6日水曜日

0.5秒以内ならどんな音でも使える

何の音を出しても8分音符なら大丈夫で良い響きの音に移動すればよいというのがありました。
たいていは半音下げるとコードの構成音かテンションの音になります。

アドリブしていて合っていないなと思えば半音下げればよいのです、大事なのは、思いついたリズムのメロディを演奏する事なのです。それでもおかしいと思えばいいと思う音にたどり着くまで8分音符で動いてゆけばよいのです。

自分の耳を信じる事です。


でも八分音符もテンポにより長さが大分違いますね。

テンポ60で考えると8分音符の長さはは0.5秒なので、このテンポあたりなら大丈夫のようです。

ド と ソ の音だけでアドリブが出来てしまう

ドとソの音だけの曲を知っていますか。

そうですデュークエリントンが作曲した C ジャムブルースですね。

 ソソ 2 3    4

 ソソ 2 ソーソ 4 

 ソー ード 3   4 

 1  2   3   4 

と4小節のフレーズを3回同じメロディを繰り返すという
超簡単ジャズメロディのエキスのようなリズムのメロディで作ってあります。

2016年1月5日火曜日

ピアノはメロディとコードがあれば今日から弾ける(ピアノは考えると出来ます)


この楽譜はピアノを皆に簡単に弾いて欲しいと思い、
無料のセミナーに使用するために書きました。

このようにメロディ、コード、歌詞だけ書いてある楽譜をリードシート、フェイクブック、Cメロ等と呼びます。

主にポピュラーとジャズに使われていますが、クラシックでも便利です。
バロックの頃は通奏低音としてコードも使われていましたね。書き方は違いますが。

これさえあれば、ギターの弾き語りからオーケストラの編曲まで自由自在です。
それに自分が出来る範囲で弾けば良いので簡単です。

色んなレベルの人が一緒に楽しめる優れものですね。

誰でも知っている聖者が町にやってくるの英語の歌詞付です。

2016年1月4日月曜日

覚える Billie's Bounce コードの構成音

Billie's Bounceのコードは

F7   Bb7/Bdim F7  F7

Bb7  Bb7        F7   A-7/D7

G-7  G-7/C7  F7/D7  G-7/C7

ですね。

出てきたコードネームは

F7 Bb7 Bdim A-7 D7 G-7 C7

の7種類です。

1.7th コード         1 3 5 b7 (do mi so te)

F7     F  A  C  Eb
  F のスケールは F(1=do) G(2=re) A(3=mi) Bb(4=fa) C(5=so) D(6=la) E(7=ti) F(8=do)
  です。

   b7は 1(8)の1音下(半音2つ)、
 メージャスケールは 3と4 そして 7と8の間隔が半音で後は全音です。

2016年1月3日日曜日

ジャズの演奏はエンジニアリング

ジャズを演奏するということは、エンジニアリング(工学)と同じように思えます。

両方とも数学や物理学とはちがって正解がありません。
ちょっといい加減です。
でもなんとか数学や物理学の結果や方法を使って形にしているわけです。


殆どのやっていることはプログラミングできる事で、コンピュータでかなりのことが出来ます。
でもどちらも最初のアイデアは考えなければなりません。

正解が無いので自分の選択の余地が沢山あるので、そのぶん楽しいともいえますね。

2016年1月2日土曜日

覚える Billie's Bounce 形式

この曲の形式はジャズの最も代表的な12小節のブルースです。














ブルースの簡単な形は、

トニック(I) が4小節、

サブドミナント(IV)が2小節    トニック(I) が2小節

ドミナント(V) が2小節      トニック(I) が2小節

の合計 12小節です。

「覚えたスタンダード」 のページを作成しました。

100曲覚えるため

「覚えたスタンダード」のページを作成する事にしました。

今までに覚えている曲も書けるようになってから追加する事にします。

書くだけでも時間かかりそうですね。


これも覚えた曲 豪華メンバーの演奏です。

Joe Henderson - Recorda-me

2015年12月30日水曜日

覚える Billie's Bounce メロディを歌う 4

さてジャズの楽譜の八分音符をスイングに読み替える場合は頭の中では次のようになります。
4分の4拍子を数えるクロックを均等の8分音符ならば8分音符で数えれば8クロックでよいわけです。
ボサノバやロックなどは1小節を 1 ト 2 ト 3 ト 4 ト と数えるのでエイトビートと呼ぶわけです。

さてジャズのスウィイングの4ビートは1拍を3連音符2と1となるので

1 - ト  2 - ト  3 - ト 4 - ト

い ち と に い と さ  ん  と し  い  と

のように数えると12クロックで合います。つまり同じテンポでもクロックは細かくして数えないといけません。
音の大きさは アンダーラインは大きく そして (と) は軽くささやくくらいです。
2拍目と4拍目は強調します。
(と)の音がシンコペーシションの時にはアクセントをつけます。
これがジャズらしいアクセントになるのです。

つまりジャズはそれだけ細かくなっています。中に16音符が出てくると1拍が4等分ですから三連音符も同じクロックで数えるには12となるので1小節は48クロックとなります。
エイトビートなら16クロックで済むのに、難しくなりますね。
多分、きちんと48カウントするのは大変なのでビブラートのような感じでカウントしていると思います。他の方法でカウントしている人もいるでしょうね。

次回では楽譜を書いて見ます。

ではジョージベンソンのギターの演奏です。
スピードを半分にして聞いてみるのも良い方法です。
ツービートとフォービートの感じの違いをベースを良く聞いてみてください。

George Benson billies bounce

2015年12月29日火曜日

ベースがボーンとなったらドミソと鳴っています(倍音)

ベースの重い音が1音、ボーンと鳴るとその音をドと考えるとその音の中(成分)には真ん中あたりのドミソの音も一緒に小さく鳴っています。

つまりコードが鳴っているのですね。
しかし鳴り始めのタイミングが全く一緒でまた小さい音なので音色の違いとしかなかなか分かりませんね。

もちろんバラバラに聞こえる方もいるらしいです。
私には全く聞こえません。

ピアノの鍵盤の低いところをペダルを踏んだままで叩くと上の方の弦が共鳴して鳴ります。
電子ピアノでは弦が無いのでダメですよ。

トランペットなどをバルブを動かさずに口だけで色んな高さの音が出るのはその原理なのです。

トロンボーンを吹いてもらえば分かりやすいですね。

トロンボーンの最低音のBbの音を 
 ド(1) とするとスライドを動かさずに次に出る上の音は1オクターブ上の

 ド(8=1) が出ます。

その次から
 ソ(5) 
 ド(1) ミ(3) ソ(5) [テ(b7)] 
----このあたりがピアノの中央の辺で和音になっています。

この辺から殆ど音階になります。
 ド(1) ゥレ(2) ミ(3) [フィ(#4)-] ソ(5) [レ(b6)+] [テ(b7)-] ティ(7) ド(1)

[ ] の中の音は若干ズレています。+は上に、-は下。


クリックで大きくなります。
右の楽譜は 
C2 の音64Hzを基音とした時の16倍の音までの音の周波数を表しています。黒の符頭の音は平均律の周波数からズレを矢印の方向で表しています。
これを倍音列と呼びます。

同様にギターなどの弦を真ん中を軽く押さえて鳴らすと1オクターブ上の音が出ます。3分の1のところでは5度上が出ます。つまり整数分の1が各倍音になります。

ハーモニックスで調弦が出来るのはこのためです。

このように倍音同士は簡単な周波数比なのでよく響きます。これが自然な響きなので純正率で演奏すれば綺麗なのですが転調すると周波数が全部変わり不便なので平均律が考えられました。

和音はこの倍音列の音同士を使うとベースの倍音も強調され綺麗な響きを作れます。

つまり和音とはベースの音の色んな倍音を強調して音色を変えているようなものです。



それではポートランド出身のエスペランザ スポルディングのベース一本での素晴らしい歌とベースを聞きましょう。

Esperanza Spalding - Interview / Midnight Sun - 8/10/2008 - Newport Jazz Festival (Official)


2015年12月28日月曜日

覚える Billie's Bounce メロディを歌う 3

8小節まで覚えたので、いよいよ最後の4小節です。

移動 ド のド ゥレ ミ ファ ソ ラ ティ ド(do re mi fa so la ti do)です。
休符は (ん) にします。
キーがFメージャーなので
(do=F re=G mi=A fa=Bb so=C la=D ti=E do=F) です。

前回に追加すると
シ(si) は ソ(so) の半音上(シャープ)の音です。7番目の音ティ(ti)と間違えないように。




それでは最初は音程無しで読むだけです。

|ラ ー (ん)ゥレ  [ディゥレディ]ラ ファ ゥレ |

|ド ー (ん) ド   ティ     ティ ゥレ ゥレ |

|ソ ー (ん) ド   ー      ラ  ド  ー  |

|(ん)ド  - ラ   ド      -  (ん - )|  


読めるようになったら歌ってみてください。


では全曲通して歌ってみてください。



                         ソ |
| フィ ソ ド ゥリ       ミ  ド ラ ド|

|- ラ ド   ー     (ん) ド - ラ |

|ド - (ん) ド       -  ラ ド ラ |

|ゥリ ミ (ドゥレド) ラ   ド ゥレ ド ド |


|(ん - - ) ミ       ファ ドー メ |

| ー ファ - ー         テ ソ ド テ |

|(ん) ド ソ -         (ん--) ティ|

|ー - ゥレ ティ        ディ テ ソ シ |

|ラ ー (ん)ゥレ  [ディゥレディ]ラ ファ ゥレ |


|ド ー (ん) ド   ティ     ティ ゥレ ゥレ |

|ソ ー (ん) ド   ー      ラ  ド  ー  |

|(ん)ド  - ラ   ド      -  (ん - )|


さてメロディに何の音を使っているか見てみると

見事に半音12音を全部使っていますね。



つまり核となるブルーススケールに

コードトーンと

半音進行を加えると

12音全てとなるわけです。




ブルーススケールは


ド(1) メ(b3) ファ(4) フィ(#4)  ソ(5) テ(b7) ド(8=1)  と上がって

---- (メ(me=b3) と リ(ri=+#2))は同じ音です。)

ド(8) テ(b7) ソ(5)  セ(b5)  ファ(4) メ(b3) ド(1) と下がります。




楽譜の左上のMedium Swing の下に 八分音符は3連音符の2対1と読み替えて演奏すると書いておきました。

これがジャズの4ビートのリズムの特徴です。

次回で説明します。



ひろみ と ミシェルカミーロの素晴らしいデュオと 強力なベースラインを楽しんでください。

Billie's Bounce / Michel Camilo x Hiromi (13th Tokyo Jazz Festival)




2015年12月27日日曜日

覚える Billie's Bounce メロディを歌う 2

前回も4小節目の付点が抜けていました。
今回は横に長い五線紙で書いてみました。


4小節目までは歌えて書けるようになりましたか。

今回は5小節目から歌ってみましょう。

移動 ド のド ゥレ ミ ファ ソ ラ ティ ド(do re mi fa so la ti do)です。
休符は (ん) です。 八分音符ごとに書いてゆきます。

ここからコードがサブドミナント(Bb7)に変わります。


|(ん - - ) ミ   ファ ドー メ |

| ー ファ - ー   テ ソ ド テ |

|(ん) ド ソ -    (ん--) ティ|

|ティ- ゥレ ティ   ディ テ ソ シ | ラ

と8小節目までと一音。
一小節の中を 2拍づづ スペースで区切っているのはイメージングバーラインといって
真ん中に小節区切りがあるようにイメージすればフレーズが分りやすいので音符をまたがないように書くと演奏ミスが減ります。
 印刷された物もまたいでるものがあるので注意してください。

メ(me) は ミ(mi) の半音下(フラット)
テ(te) は ティ(ti) の半音下(フラット)
ディ(di) は ド(do) の半音上(シャープ) の音です。

ケニーバロンとデイブホーランドのピアノとベースとのデュオです。
ベースに注意してリズムを取ってみてください。
ベースがリズムをリードしているのがよくわかると思います。

テーマを本来の2ビート フィール(2拍子の乗り)で演奏して、
アドリブに入ると4ビート フィール(4拍子の乗り)で演奏しています。

Kenny Barron & Dave Holland - Billie's Bounce


 


2015年12月26日土曜日

覚える Billie's Bounce メロディを歌う

覚えたようでも楽譜を書くのは結構難しいですね。

先日の楽譜もまだ判りにくいし最後の小節の休符が4分休符に見えますね。

私に分りにくいのは2小節目の3番目の八分音符があって八部休符があるのは
四分音符でスタッカートの点を打つか無しの方が間違えにくいですね。

書き換えてみた楽譜はこれです。少しは読み易いですかね。
一段を4小節にすれば構成も分りやすいのですが音が多すぎて無理でした。




メロディを歌ってみましょう。

移動 ド のド ゥレ ミ ファ ソ ラ ティ ド(do re mi fa so la ti do)です。
休符は (ん) にします。

ソ 
| フィ ソ ド ゥリ  ミ ド ラ ド|

|- ラ ド   ー  (ん) ド - ラ |

|ド - (ん) ド   -  ラ ド ラ |


と、ここまでが3小節です。

  フィ(fi) はファ(fa) の半音上(シャープ#)
  ゥリ(ri) はゥレ(re) のシャープ です。

歌うコツはすらすら読めて口ずさめるまでは音の高さはつけないほうが楽です。

そこまで歌えるようになったら

4小節目です。

|ゥリ ミ (ドゥレド) ラ  ド ゥレ ド ド |

ここの16分三連音符は 1音の ド だと思ってごまかすくらいが上手く歌えます。

|ゥリ ミ ド ラ  ド ゥレ ド ド |
でも良いわけです。装飾音符つまりコブシみたいなものです。パーカーはこれが好きですね。

さて今日はキースジャレット(P)、ゲイリーピーコック(Bass)、ジャックディジョネット(drums)
の素晴らしい演奏です。

ベースを聞いて追いかけながらメロディを口ずさんでみてください。

Keith Jarrett Trio - Billie's Bounce





2015年12月24日木曜日

覚える Billie's Bounce パーカーのブルース

ちょっと間が空いたのですが、また書いて覚える曲です。
今度もまたチャーリーパーカーのBillie's Bounceです。


まずは私が書いてみた楽譜です。

わざわざト音記号(高音部記号)を書いて調子記号を最初だけしかつけていませんでしたね。
ト音記号を書かないで調子記号を省略するほうが一般的ですかね。
最初からト音記号が印刷してある五線紙ならそれでも良いかもしれませんね。
まあ分れば良いとしておきましょう。

この曲はFのブルースでBbと並んで管楽器奏者の好みのキーです。
楽器がBbとEbが多いのでフラットが付いたほうが指使いが簡単になり演奏がしやすいですね。

ギター奏者は開放弦が使えるのでE、A、Dなどのシャープ系が好きなようです。

この曲はうっかりするとリズムを間違えやすいので、完全に理解しないと難しいので本気で覚えてみます。
もともとジャズのメロディのリズムは2拍子で出来ているようで2分の2拍子で数えていくと分りやすいようです。4分の4拍子で書いてあっても、そこは色々自由に行ったり来たり間に3拍子が入ったりしているので小節の頭を勘違いして騙されます。

モンクのRhythm-A-Ning、ロリンズのOleoなどは同じようにトリッキーですね。


ブルーの形式は12小節のメロディを2回繰り返してテーマにします。

Fのブルースの標準のコード進行は

F7   Bb7  F7  F7
Bb7  Bb7  F7  F7
Gm7  C7  F7  (Gm7/C7) ||

でアドリブに入ると複雑なコードになってる曲でも標準のコード進行でやっていることが多いようです。

まずパーカーのオリジナルの演奏を聞いて見ましょう。

Billie's Bounce / Charlie Parker The Savoy Recordings

やっぱり書くと覚えやすいですね。今頃分るなんてね。

2015年12月19日土曜日

ビッグバンドでのピアノのごまかし方

最近時々いくつかのビッグバンドでピアノやベースを弾いています。

痛感するのが音を出す前に、なるべく演奏を間違えるリスクを減らすための事前の準備がものすごく重要なんだなと思います。オーケストラのライブラリアンは重要な仕事ですね。

人数が多いと準備が悪いと必ず誰か間違えます。譜面を追うだけで一苦労です。

初見のGigだとちょっとつらいですね。まあ緊張するのも悪くは無いのですが。
練習はその次になります。

ビッグバンドの譜面で困っているのはピアノは2段譜の時は
ページ数が多いのでめくるのが大変な事です。

クラシックの演奏会のように、譜めくりの可愛い子がついてくれていれば嬉しいのですが、
そんな事は一度もありませんでしたね。

吃驚したのは裏表に印刷してあって完全にひっくり返さなければいけない譜面。
これは、譜面めくりの練習の方が大変でした。

最後のページから1ページ目にD.S してまた最後のページのコーダへ飛ぶなんてのは初見では難しいですね。失敗ばっかり。並べた順番が反対になっていて変だと思いながら最後まで気がつかないとか。
コピーをして使うのが前提で売っているのですかね。
事前にコピーしておかないとね。コピーしにくい大型サイズも多いし。

それとコピーをした7,8枚の譜面をテープで接続していなくてバラバラで、
お願いします、ともらってもね。本当に音を出す前の下準備が大切ですね。
風で途中で飛んでいったりで、音になりません。

スコッチテープは忘れないように持ってゆきましょう。

よく考えたらビッグバンドのピアノはソロの時と、ソロイストをリズムセクションのみでサポートする時以外はあまり音的には出番が無いのです。
ベースは殆ど弾かなければいけないけれど、ピアノは休んでも分かりません。

そういえば秋吉敏子のビッグバンドを聞きに行ったときも、殆どピアノには座らずに指揮していましたものね。

彼女が書いていた本に素晴らしいメンバーが集まってくれているから、なるべくソロを取ってもらうようにしているのでピアノの出番が少なくなると書いてありました。


私はクラシックのお稽古をしたことが無いので、コードが無くて両手の音だけ書いてあるものは、途方にくれてしまいます。

実はそういう譜面はバンドのグレードからすると簡単なものが多いのです。
管楽器は簡単なので初見ばっちりなのですが、こちらはしどろもどろになります。
そういう譜面は中学校や高校用で、練習をやって弾く事が前提のようですね。

バンドとして難しい物は殆どコードで書いてありますので、私にとっては楽なのです。

自分でアレンジ譜を書く場合はピアニストがどのレベルか分からない場合は書くこともありますがコードも書いておきますがね。

それと楽譜によってコードの書き方が多種多様でまったく意味不明のものもあります。
FMA7 FMi7、FMI7 など、よーく見ないと違いが分かりません。

でも何とか格好をつけなければいけないので

D.S(ダルセーニョ)などジャンプする場所を確認してマークしておくとか。

そういえばスコアリングの授業で、繰り返しはなるべく無くしなさい、といわれたことがあります。
私なんかいつも間違えています。

それと主に右手だけで弾いて左手で譜めくりをしています。

聞こえるのは高い音が主ですしね。複雑のコードの音が書いてあってもコードの上の音だけ外さないようにすれば、らしく聞こえるようです。

本当は弾ければ楽なのでしょうね。
いつか初見でクラシックの譜面がバリバリ弾けるようになりたいですね。
作曲が間に合わなくてピアノコンチェルトのコンサートを初見で弾いた話もありますよね。

あと30年頑張ろう。

と文句を言いながら今日と明日の2つのビッグバンドの準備を泥縄でしています。




2015年12月18日金曜日

キーによる音の進行エネルギー

メロディの進行にはある方向性がありエネルギーがあるようです。

メージャースケールの音階では

ド(do) ゥレ(re) ミ(mi) ファ(fa) ソ(so) ラ(la) ティ(ti=シ) ド(do) には「ミとファ」そして「ティとド」の間は半音ですね。

C メージャーのスケールで考えてみると、次の楽譜の矢印のような傾向があるようです。
つまり安定したトニックコードの構成音(135)に近いところに落ち着きたいし、ソ(5)の音はトニックのルートのドにジャンプしますね。大きな矢印が大きなエネルギーがありそうです。








さて最初に1オクターブ、ドゥレミと歌ってキー(調性)を確定します。

次に長く伸ばしながら一つの音づつゆっくり歌ってみてどんな感じがするか検証してみましょう。

1) ド はもう動きたくありませんね。でも何処にでも行けそうなので ゥレ(re) にも行けます。
 (re は英語の r なので舌をつけないようにして音を区別してください。la の半音下はle なので同じ発音にならないように)

2) ゥレ は少し動いても良いかなという感じで、
 ド から動いてきている場合は慣性のエネルギーで ミ にも行けます。
 ゥレー と長い場合は下のドに行って安定できます。

3) ミ の音は安定しているのですが下から上がってきていればファに行けそうです。

4) ファの音はミと半音しかなく黒の矢印になってエネルギーがありそうですね。

ド ゥレ ミ ファーー と伸ばすと ミ に落ち着きたくなりますね。
「かえるの歌」は ド ゥレ ミ ファ ミ ゥレ ド とスムーズにファから戻ってきていますね。

5) ソ の音は1つの音だけでは不安定な感じで大きくジャンプして
 5度下の ド か
 4度上の ド にジャンプします。
  五度圏とか四度進行などとわざわざ名前がありますね。
[注]ここで言っている度とは音の間隔のことで必ず下の音のメージャースケールで考えて何番目かということです。
下の ド と ソ は5番目で
 ソ と 上の ド は 今度は ソ の音を ド と考え直してそこからドゥレミファと4番目となります。
(G メージャスケール)

6) ラ の音はソに近いので行ってもよいかなという感じです。

7) ティ(ti) の音は 上の ド まで半音しかないのでひきつけられるという感じで
 黒い矢印となっています。

この キーによる音の動きの性質が音の数(声部)が増えてくると和音(コード)となり、コード進行の動き方に影響する重要な要素となります。

もう一つメロディのエネルギーは高い音には大きくて重力のようにだんだん波を打ちながら下がって行き、またジャンプしてエネルギーを補充してまた下がってゆく傾向があるようです。
ジャンプはコードの構成音の中だと何処でも行けるようです。
例えば「Over the Rainbow」 の ド(1) ド(8) と8度のジャンプ。
「酒とバラの日々」 の ソ ミーー と6度のジャンプが有名です。

ハーモニカとの演奏です。

Bill Evans: Days of Wine and RosesBill Evans: Piano Bass: Marc Johnson Drums: Joe LaBarbera Harmonica: Toots Thielmans



2015年12月13日日曜日

覚える Yardbird Suite のコードの構成音 2

さてYardbird Suite のコードの構成音を全部書いて見ます。

メージャースケールは
3と4の間と7と8の間が半音で
あとは全音(半音2つ)となっていますので
あわてずに数えて書き出しましょう。

1) メージャ6のコード  は 1 3 5 6(ドミソラ)です。

C6  ---C E G A
     C(1) D(2) E(3) F(4) G(5) A(6) B(7) ですね。  
   ドミソとド ティ ラのラの音です。

2) マイナー6のコードは 1 b3 5 6 (ドメソラ)

Dm6 ---D F A B
    D(1) E(2) F#(3) G(4) A(5)B(6)C#(7)
  b3の音はFです。
 ド ゥレ メのメ(me)の音です。
Em6 ---E G B C#
    E(1) F#(2) G#(3) A(4) B(5) C#(6) D#(7)
   b3の音はG

3) ドミナント7thのコードは 1 3 5 b7 (ドミソテ)
7thコードはドミナントの機能のためが多いのでドミナント7thと言います。
メージャスケールの7番目はメージャー7thとして特別なのでmaj7、△、Maj7,M などと、
わざわざ書きます。ただ 7 と書いてあればb7の事です。

D7 --- D F# A C
  2)で書いたものが使えますね。
  b7はCです。
  1オクターブ順に上がるのは長くて考えにくいので4つづつ考えると楽ですよ。
  ドゥレミファ(D E F# G) と上がると最後が半音

    ドティラソ(D C# B A)と下がると最初の音が半音となっています。

  ソラティド(A B C#D)と上がると ドゥレミファとおなじで最後が半音

G7 --- G B D F
   G(1) A(2) B(3) C(4) D(5) E(6) F#(7)
   b7 はFでルート(1、8)の音の1音(半音2つ)下です。
 オクターブより1音間隔が短いと考えると覚えやすく弾きやすいと思います。

A7 --- A C# E G
  A(1) B(2) C#(3) D(4)  E(5) F#(6) G#(7) A(8)
 
Bb7  --- Bb D F Ab
  Bb(1) C(2) D(3) Eb(4) F(5) G(6) A(7) Bb(8)

B7  --- B D# F# A
  B(1) C#(2) D#(3) E(4) f#(5)
  B(8) A#(7) G#(6) F#(5)

4) マイナー7thのコードは 1 b3 5 b7 (ドメソテ)

Dm7 --- D F A C
Em7  --- E G B D
Fm7  --- F Ab C Eb
   F(1) G(2) A(3) Bb(4) C(5) D(6) E(7) F(8)

5) マイナー7フラット5th のコードは 1 b3 b5 b7  (ドメセテ)
Em7b5 ---E G Bb D
F#m7b5---F# A C E
      F#(1) G#(2) A#(3) B(4) C#(5) D#(6) E#=F(7)

これも難しそうなコードですが実は半音上のメージャースケール上にある音です。
Em7b5の半音上はFのスケールでDマイナーの自然短音階に出てくる音です。
色んな覚え方がありますね。考えてみると楽しい。サブドミナントマイナーのGm6と同じ音だしね。
ちょっと大変ですが書いてみると良く分かります。
頭の中に正確にあれば弾けるものです。

トロンボーンも良いものですね。

Steve Davis, Hank Jones Quartet - Yardbird Suite (2009 Jazz Legacy)



2015年12月12日土曜日

覚える Yardbird Suite のコードの構成音

それではここでYardbird Suiteに出てきたコードの構成音を確認してみましょう。

C   Fm7/Bb7  C/Bb7   A7
D7   G7          Em7/A7  D-7/G7

C    Fm7/Bb7  C/Bb7   A7
D7   G7          C          C/B7

Em   F#m7b5/B7 Em7    A7
Dm   Em7b5/A7  D7      Dm7/G7

C     Fm7/Bb7    C/Bb7   A7
D7   D-7/G7      C        (Dm7/G7)

すると出てきたコード名は出てきた順番ですと

C  Fm7  Bb7 A7 D7 G7 Em7 Dm7 B7 Em F#m7b5 Em7b5 Dm ですね。

ここでジャズに使うコードは4つの音で考える事にしましょう。

コードの音が3つになったり4つになるとバランスが悪くなるのでジャズは4つで考えます。
(クラシックは3つで考えるため7thの時は1つ省きます。)


C  Dm などのように3声のコードには6を加えます。C6 Em6 Dm6とします。

構成音を考える時はメージャースケールに1から順番に番号で考えます。
おさらいすると

do  re  mi  fa  so  la   ti    do  re  mi    fa    so   la    ti
1   (2)  3   4   5    6   7    (8)   9  (10)  11  (12)  13   (14)
     9      11      13

括弧の番号はあまり使いません。半音上は#、半音下がりはbを番号の前につけます。
例えばb5、#9のように使います。コード名のルートの音にはF#のように後につけます。

覚えると楽なので全ての12種類のキーの番号がパッと分かるようになってください。

1) メージャ6のコード  は 1 3 5 6です。

C6  ---C E G A
     C(1) D(2) E(3) F(4) G(5) A(6) B(7) ですね。  

2) マイナー6のコードは 1 b3 5 6

Dm6 ---
Em6

3) ドミナント7thのコードは 1 3 5 b7

D7
G7
A7
Bb7
B7

4) マイナー7thのコードは 1 b3 5 b7

Dm7
Em7
Fm7

5) マイナー7フラット5th のコードは 1 b3 b5 b7
Em7b5
F#m7b5

ということで宿題にします。次回までに書いてみてください。

今日は朝から土砂降りの中、グランドピアノがある邸宅でジャムセッション、
疲れたときはジャズを聴くのが一番ですね。
なんとスローバラードからでています。

Joe Lovano "Yardbird Suite" from the album Bird Songs