2015年12月13日日曜日

覚える Yardbird Suite のコードの構成音 2

さてYardbird Suite のコードの構成音を全部書いて見ます。

メージャースケールは
3と4の間と7と8の間が半音で
あとは全音(半音2つ)となっていますので
あわてずに数えて書き出しましょう。

1) メージャ6のコード  は 1 3 5 6(ドミソラ)です。

C6  ---C E G A
     C(1) D(2) E(3) F(4) G(5) A(6) B(7) ですね。  
   ドミソとド ティ ラのラの音です。

2) マイナー6のコードは 1 b3 5 6 (ドメソラ)

Dm6 ---D F A B
    D(1) E(2) F#(3) G(4) A(5)B(6)C#(7)
  b3の音はFです。
 ド ゥレ メのメ(me)の音です。
Em6 ---E G B C#
    E(1) F#(2) G#(3) A(4) B(5) C#(6) D#(7)
   b3の音はG

3) ドミナント7thのコードは 1 3 5 b7 (ドミソテ)
7thコードはドミナントの機能のためが多いのでドミナント7thと言います。
メージャスケールの7番目はメージャー7thとして特別なのでmaj7、△、Maj7,M などと、
わざわざ書きます。ただ 7 と書いてあればb7の事です。

D7 --- D F# A C
  2)で書いたものが使えますね。
  b7はCです。
  1オクターブ順に上がるのは長くて考えにくいので4つづつ考えると楽ですよ。
  ドゥレミファ(D E F# G) と上がると最後が半音

    ドティラソ(D C# B A)と下がると最初の音が半音となっています。

  ソラティド(A B C#D)と上がると ドゥレミファとおなじで最後が半音

G7 --- G B D F
   G(1) A(2) B(3) C(4) D(5) E(6) F#(7)
   b7 はFでルート(1、8)の音の1音(半音2つ)下です。
 オクターブより1音間隔が短いと考えると覚えやすく弾きやすいと思います。

A7 --- A C# E G
  A(1) B(2) C#(3) D(4)  E(5) F#(6) G#(7) A(8)
 
Bb7  --- Bb D F Ab
  Bb(1) C(2) D(3) Eb(4) F(5) G(6) A(7) Bb(8)

B7  --- B D# F# A
  B(1) C#(2) D#(3) E(4) f#(5)
  B(8) A#(7) G#(6) F#(5)

4) マイナー7thのコードは 1 b3 5 b7 (ドメソテ)

Dm7 --- D F A C
Em7  --- E G B D
Fm7  --- F Ab C Eb
   F(1) G(2) A(3) Bb(4) C(5) D(6) E(7) F(8)

5) マイナー7フラット5th のコードは 1 b3 b5 b7  (ドメセテ)
Em7b5 ---E G Bb D
F#m7b5---F# A C E
      F#(1) G#(2) A#(3) B(4) C#(5) D#(6) E#=F(7)

これも難しそうなコードですが実は半音上のメージャースケール上にある音です。
Em7b5の半音上はFのスケールでDマイナーの自然短音階に出てくる音です。
色んな覚え方がありますね。考えてみると楽しい。サブドミナントマイナーのGm6と同じ音だしね。
ちょっと大変ですが書いてみると良く分かります。
頭の中に正確にあれば弾けるものです。

トロンボーンも良いものですね。

Steve Davis, Hank Jones Quartet - Yardbird Suite (2009 Jazz Legacy)



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