3.コードとコード進行
今、覚えるために分析していますが楽譜を見ながらの演奏でも事前に分析してたほうがよいですね。
ジャズミュージシャンは全員がアレンジャーで考えながら弾いているわけです。
そこが面白くて病みつきになっているところです。
今日はキーを変えて書いてみました、トランペット等のBbの楽器用に1音上のDにしてみました。
Bb(Eb) の楽器の人用には譜面を用意してないことが多いので Cメロの楽譜でも読めたほうが便利です。昔トランペットだったので苦労してました、未だにバッとは出来ませんね。
移動ドのドゥレミの階名で覚えていると少しは楽に出来そうです。
さてメロディを確実に覚えてれば、アドリブも何とかごまかせるのですが伴奏をする楽器はそうは行かないので確実に覚えていないと、はた迷惑です。
コードを確実に覚えるのは私にはかなり難しい事です。メロディを弾きながらなら予測で来るのですが人が何の音を弾いているか良い耳を持っていないので残念ながら私には分かりません。
さて市販の楽譜は変なコードが付いていることが多いのでジャズで演奏できるコードに書き換える必要があります。
比較的Real Book等やiRegal B New Real Book のコードは良いようです。
この譜面のコードはまあまあです。
他の譜面を色々探してみると多種多様ですが
アドリブやアレンジにあわせてコーラスごとに変えても良いわけなので自由に考えればよいのです。
(1) A の部分は 3つとも メロディイから考えると大まかには
I IVm I IV IV V7 I I/(V7) となっています。
(I トニック V7 ドミナント IV サブドミナント IVm サブドミナントマイナー)
2小節目は Fm7/Bb7 かまたはAb7
どちらもBbの音が11th、9thとなりテンションリゾルブしていいですね。
ここは IVm のFm の代理コードですね。
3小節目の C7 は C が良さそうです。
1番括弧の2小節目からは頭に戻るためのターンバックなので色々考えられます。
2小節目を C/Eb7 としてもいいですね。
Eb7はA7の代理コードでA7の3とb7が逆になったもので機能的に同じなので半音進行に良く使います。
(A7の3=C#,Db,でb7=G なのでEb7の3=G,b7=Db)
2番括弧の2小節目も C が良いでしょう。
3小節目の C の変わりにB7のIIm7b5のF#m7b5でも好みですね。
というわけで Aの部分は
A
C Fm7/Bb7 C/Bb7 A7
D7 G7 Em7/A7 D-7/G7
A'
C Fm7/Bb7 C/Bb7 A7
D7 G7 C F#m7b5/B7
A''
C Fm7/Bb7 C/Bb7 A7
D7 Dm7/G7 C (D-7/G7)
次回はサビの部分を考えましょう。
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。