今度もまたチャーリーパーカーのBillie's Bounceです。
まずは私が書いてみた楽譜です。
わざわざト音記号(高音部記号)を書いて調子記号を最初だけしかつけていませんでしたね。
ト音記号を書かないで調子記号を省略するほうが一般的ですかね。
最初からト音記号が印刷してある五線紙ならそれでも良いかもしれませんね。
まあ分れば良いとしておきましょう。
この曲はFのブルースでBbと並んで管楽器奏者の好みのキーです。
楽器がBbとEbが多いのでフラットが付いたほうが指使いが簡単になり演奏がしやすいですね。
ギター奏者は開放弦が使えるのでE、A、Dなどのシャープ系が好きなようです。
この曲はうっかりするとリズムを間違えやすいので、完全に理解しないと難しいので本気で覚えてみます。
もともとジャズのメロディのリズムは2拍子で出来ているようで2分の2拍子で数えていくと分りやすいようです。4分の4拍子で書いてあっても、そこは色々自由に行ったり来たり間に3拍子が入ったりしているので小節の頭を勘違いして騙されます。
モンクのRhythm-A-Ning、ロリンズのOleoなどは同じようにトリッキーですね。
ブルーの形式は12小節のメロディを2回繰り返してテーマにします。
Fのブルースの標準のコード進行は
F7 Bb7 F7 F7
Bb7 Bb7 F7 F7
Gm7 C7 F7 (Gm7/C7) ||
でアドリブに入ると複雑なコードになってる曲でも標準のコード進行でやっていることが多いようです。
まずパーカーのオリジナルの演奏を聞いて見ましょう。
Billie's Bounce / Charlie Parker The Savoy Recordings
やっぱり書くと覚えやすいですね。今頃分るなんてね。
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