2015年12月10日木曜日

覚える Yardbird Suite コード 2

3.コードとコード進行

(2) サビ(ブリッジ)

今日で十枚位書きましたが、まだパッと書けないところがあるので演奏はまだ危ないですね。
五線は大分真っ直ぐ線が引けるようになりました。
面白い物ですね。

さて サビのメロディから考えるとコードはCから3度上がって Em A7 Dm G7 が各2小節ずつとなっているようです。よく見るとAの一番括弧の2小節のターンバックコードと同じ感じですね。

詳しく見てみましょう

最初の2小節はEmのメロディです。トニックの代理の感じです。
2小節目のコードF#m7b5/B7は3小節目のEm7にスムーズに行くためのEmのドミナントコードとのその拡張なので無視してEm7と考えます。

3小節目Em7は4小節目A7の拡張なのでA7と考えます。
このコードはは5小節目のDmに行くためのドミナント7thコードですね。

5小節目Dmと6小節目のEm7b5/A7は7小節目のD7に行くためのドミナントなのでさしあたりは無視してDm7と考えます。

7小節目のD7はメロディからすればDm7でも良いようですDm7はG7の拡張コードですから7,8小節目はG7で置き換えてみます。

これでメロディとコードを弾いても違和感が無いようです。

そうするとEm7はトニック、A7もDm7をサブドミナントと考えるとトニックの機能を残しながらスムーズに行くためのものと考えて、少しずれたトニックですね。次の5小節目のDm7はサブドミナントで最後はドミナントとなります。

サビの部分は

I  I  I   I
IV IV V7 V7

という I IV V7 の進行になります。
代理コードになると曖昧にスムーズにカラフルになるわけです。
コードはベースのメロディの音色が変化するようなものです。

それでは良さそうなサビのコードは
Em  F#-7b5/B7  Em7  A7
Dm  Em7b5/A7    D7      Dm7/G7

となります。 サビに入る一小節前はEmのドミナントでC/B7 かまたはF#m7b5/B7 とします。

これで確定したコードは次のようになります。(括弧内は好みです。)

A
C   Fm7/Bb7(Ab7) C/Bb7         A7
D7   G7           Em7/A7(C/Eb7) D-7/G7

A'
C   Fm7/Bb7(Ab7) C/Bb7  A7
D7   G7       C     C/B7(F#m7b5/B7)

B
Em  F#-7b5/B7  Em7  A7
Dm  Em7b5/A7    D7      Dm7/G7

A''
C   Fm7/Bb7(Ab7) C/Bb7  A7
D7  Dm7/G7  C(/A7)    (D-7/G7)


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