3.コードとコード進行
(2) サビ(ブリッジ)
今日で十枚位書きましたが、まだパッと書けないところがあるので演奏はまだ危ないですね。
五線は大分真っ直ぐ線が引けるようになりました。
面白い物ですね。
さて サビのメロディから考えるとコードはCから3度上がって Em A7 Dm G7 が各2小節ずつとなっているようです。よく見るとAの一番括弧の2小節のターンバックコードと同じ感じですね。
詳しく見てみましょう
最初の2小節はEmのメロディです。トニックの代理の感じです。
2小節目のコードF#m7b5/B7は3小節目のEm7にスムーズに行くためのEmのドミナントコードとのその拡張なので無視してEm7と考えます。
3小節目Em7は4小節目A7の拡張なのでA7と考えます。
このコードはは5小節目のDmに行くためのドミナント7thコードですね。
5小節目Dmと6小節目のEm7b5/A7は7小節目のD7に行くためのドミナントなのでさしあたりは無視してDm7と考えます。
7小節目のD7はメロディからすればDm7でも良いようですDm7はG7の拡張コードですから7,8小節目はG7で置き換えてみます。
これでメロディとコードを弾いても違和感が無いようです。
そうするとEm7はトニック、A7もDm7をサブドミナントと考えるとトニックの機能を残しながらスムーズに行くためのものと考えて、少しずれたトニックですね。次の5小節目のDm7はサブドミナントで最後はドミナントとなります。
サビの部分は
I I I I
IV IV V7 V7
という I IV V7 の進行になります。
代理コードになると曖昧にスムーズにカラフルになるわけです。
コードはベースのメロディの音色が変化するようなものです。
それでは良さそうなサビのコードは
Em F#-7b5/B7 Em7 A7
Dm Em7b5/A7 D7 Dm7/G7
となります。 サビに入る一小節前はEmのドミナントでC/B7 かまたはF#m7b5/B7 とします。
これで確定したコードは次のようになります。(括弧内は好みです。)
A
C Fm7/Bb7(Ab7) C/Bb7 A7
D7 G7 Em7/A7(C/Eb7) D-7/G7
A'
C Fm7/Bb7(Ab7) C/Bb7 A7
D7 G7 C C/B7(F#m7b5/B7)
B
Em F#-7b5/B7 Em7 A7
Dm Em7b5/A7 D7 Dm7/G7
A''
C Fm7/Bb7(Ab7) C/Bb7 A7
D7 Dm7/G7 C(/A7) (D-7/G7)
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