2. メロディについて
最初の、8小節のメロディを眺めてみると2小節目に半音が出てくるのみで
後の音は C メージャスケール(ハ長調)の音です。
2小節目の音も良く見ると C ナチュラルマイナー(自然短音階)の音階です。
主な音の流れは
A(最初の8小節) は
mi(E) re(D) so(G) so(G)
と so の音がドミナントの音(赤字)
A' (2回目の8小節)は
do(C) te(Bb)/le(Ab) so(G) **/fa(F)
mi(E) re(D) do(C) **
と do の音で C メージャスケールの主音(1、ルート 赤字)となり、落ち着きます。
茶色の字の te(Bb)/le(Ab) がブルーノートでもあるしマイナーのムードで特徴のある部分です。
パーカーの凄い所ですね。
パーカーの曲はモダンジャズのリズムの模範みたいな物なので、
覚えてアドリブや作曲に使うと効果的ですよ。
特にシンコペーションと三連符の使い方が素晴らしい。
一オクターブ上の ド から始まってだんだん下がってきて、続けるために真ん中の音に戻り
またジャンプしてだんだん下がっていって下の ド で落ち着いたわけです。
メロディイには重力のようにエネルギーや加速度があるので時々ジャンプしてエネルギーを
補充するのですね。
パーカーの凄い所ですね。
パーカーの曲はモダンジャズのリズムの模範みたいな物なので、
覚えてアドリブや作曲に使うと効果的ですよ。
特にシンコペーションと三連符の使い方が素晴らしい。
同じように終わるために A'' (最後の8小節)は、4小節目が la(A)の音に上がるための
エネルギーを蓄える助走のようなフレーズになって、終わりのフレーズに向かっています。
魅力的で口で音階を歌いにくいところですね。
次回は B (サビ、ブリッジ)を考えて見ましょう。
トランペットとピアノの素晴らしいデュオを見つけました。
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