2015年12月15日火曜日

動画二つを合成 AviUtl 最後の一発 銅鑼 を叩いた動画です

引き続き Canon iVIS mini X で撮ったツーソンレパートリーオーケストラの吉備中央町のコンサートの編集をAviUtl 拡張編集 で継続しています。

今回は2階席から撮ってもらったビデオと合成してみました。
残念ながらYoutubeからダウンロードした物は解像度が劣化している(1280x720と表示するが多分その半分)のでズームが出来ません。
そこで上の方に表示させ1階から撮った画面(1920x1080)を下地にしてそちらを少しズームする事にしました。

今回は、アンコールで人気の パイレーツ オブ ザ カリビアン を演奏し、私も当日駆り出され、ボンゴとドラ(銅鑼)で参加しました。いろいろ出来て楽しかったなあ。

 倉敷ジュニアオーケストラの中国公演の時に買ってきたという特注の銅鑼だそうです。

曲の終わりにグワーンと一発、叩くという重責でした。
鳴らす前に準備で小さく鳴らしながら叩く良い音が鳴るという事も始めて知りました。
40年前パーカッションだったのにね。

うまく指揮者がサインを送ってくれたので叩けてほっと一息でした。

AviUtl Ver 1.00 の拡張編集画面
クリックすると画面が大きくなります。


1.下の細長い拡張編集の画面のLayer 1 に一階のMP4の動画をドラッグ&ドロップします。
 すると画像がLayer 1、音声がLayer 2に入ります。

2. 次にパイレーツの曲の頭に画面を見ながら編集カーソルを動かします。画像の所にマウスのカーソルを動かし右クリックで分割をクリックし前の不要なデータ部分を左クリックしてDelキーを押して不要なデータを消去します。同じように終わりの部分も消去して曲のデータのみにします。

3. 全体を0秒の所にドラッグし動かします。

4. 同様に二階のMP4の動画をLayer 3、4にいれ少し長めに曲のみをカットします。

5.今回は一階のデータが縦1080p(1920x1080)で2階のデータが720pなので動かさなくても両方見れます。

6.音声の同期を取る
  次に画面を見ながら音も聞きながら2つの動画が同じように動くようにLayer 1の方を前後に動かして合わせます。この作業が大変です。
  時間軸を拡大したり縮小して合わせます。時間軸は左上のRootと書いてある下の青の棒を右に動かすと細かくなります。

  今回は指揮者の棒が一番下に下りた画面を見つければよかったので少し楽でした。

  一画面でもずれないように注意してください。

7.同期が取れたら改めて始めと終わりを決定して後は消去します。

8.次にデータが無いレイヤーで右クリックして

  [範囲設定/最後のオブジェクト位置を最終フレーム]を選択します。

  これを忘れると最後空白が延々と続きますし、データ出力もその時間分増えて遅くなります。
 
9.音声レベルを最大に上げる

 使用する音声データ(今回は一階の動画の音声)をクリックすると画面再生ウインドウの下側に音声波形が出ます。

音声ファイル(標準再生)のパネルが出てくるので左上にある音量レバーを動かして曲のどの位置でも波形がはみ出ない程度に大きく設定します。

10.これで画像データのLayerをクリックすると動画ファイル(標準画面)のパネルが出ます。

 画像のズームは左の4番目のスライダーで拡大率を変え、

 位置は再生ウインドウ上の画面をドラッグして調整します。

11.画面を変える所で分割して大きさなどを変えて編集します。

 分割しても使用する音声は動かさない事。

12.左端のLayer 表示をクリックするとそのレイヤーが有効になるかどうかをトグルスイッチで決められます。

私は表示しない物は消さずにダミーのレイヤーに入れて戻せるようにしています。

この画像ではLayer 4が音声、Layer 5がダミーにしているので灰色になっています。
 レイヤーは数字が大きいほど前に重なって見えます。


これが今回の編集したYoutubeの動画です。

お楽しみください。

パイレーツ オブ ザ カリビアン TRO 指揮 田川 徹

Youtubeで見るときは画質の設定がHD1080pになっていると一番綺麗な画面が見れます。
時々自動でも悪い画質になっているときがあります。例えば360pなど。

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