2015年12月12日土曜日

覚える Yardbird Suite のコードの構成音

それではここでYardbird Suiteに出てきたコードの構成音を確認してみましょう。

C   Fm7/Bb7  C/Bb7   A7
D7   G7          Em7/A7  D-7/G7

C    Fm7/Bb7  C/Bb7   A7
D7   G7          C          C/B7

Em   F#m7b5/B7 Em7    A7
Dm   Em7b5/A7  D7      Dm7/G7

C     Fm7/Bb7    C/Bb7   A7
D7   D-7/G7      C        (Dm7/G7)

すると出てきたコード名は出てきた順番ですと

C  Fm7  Bb7 A7 D7 G7 Em7 Dm7 B7 Em F#m7b5 Em7b5 Dm ですね。

ここでジャズに使うコードは4つの音で考える事にしましょう。

コードの音が3つになったり4つになるとバランスが悪くなるのでジャズは4つで考えます。
(クラシックは3つで考えるため7thの時は1つ省きます。)


C  Dm などのように3声のコードには6を加えます。C6 Em6 Dm6とします。

構成音を考える時はメージャースケールに1から順番に番号で考えます。
おさらいすると

do  re  mi  fa  so  la   ti    do  re  mi    fa    so   la    ti
1   (2)  3   4   5    6   7    (8)   9  (10)  11  (12)  13   (14)
     9      11      13

括弧の番号はあまり使いません。半音上は#、半音下がりはbを番号の前につけます。
例えばb5、#9のように使います。コード名のルートの音にはF#のように後につけます。

覚えると楽なので全ての12種類のキーの番号がパッと分かるようになってください。

1) メージャ6のコード  は 1 3 5 6です。

C6  ---C E G A
     C(1) D(2) E(3) F(4) G(5) A(6) B(7) ですね。  

2) マイナー6のコードは 1 b3 5 6

Dm6 ---
Em6

3) ドミナント7thのコードは 1 3 5 b7

D7
G7
A7
Bb7
B7

4) マイナー7thのコードは 1 b3 5 b7

Dm7
Em7
Fm7

5) マイナー7フラット5th のコードは 1 b3 b5 b7
Em7b5
F#m7b5

ということで宿題にします。次回までに書いてみてください。

今日は朝から土砂降りの中、グランドピアノがある邸宅でジャムセッション、
疲れたときはジャズを聴くのが一番ですね。
なんとスローバラードからでています。

Joe Lovano "Yardbird Suite" from the album Bird Songs


 


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