2020年7月10日金曜日

歩いて踊ればリズムは安定しますよ

今、どうしたら簡単にリズムを安定して続けられるかを考えています。

先日2ビートや4ビートの多い国の打楽器奏者は立って演奏するのが普通で、

3、5、7、などの奇数拍子など特にインド音楽などの変拍子の国は座って演奏する方が多いのだそうです。
変拍子だとリズムを取りながら歩くと転びますね。

それと馬に乗る狩が主体の民族は3拍子で飛んだりして、
2、4拍子系は安定した農耕民族です。

確かに、日本の盆踊りや、祭り太鼓などは2拍子系ですよね。
と言うことは日本人はリズム感は良いので自信を持ってください。

まあ黒人もリズム感が悪い人を沢山見てきたので、
個人差とやり方を知らないだけのようです。

それでは問題はやり方ですね。

心臓はしっかりと一定間隔で動いていますし、
普通に歩いたり走ったりする時は右足、左足と一定間隔で動けます。
時々スキップすれば変拍子にも出来ますね。

それにロックコンサートでは皆右左に揺れて一緒に踊っています。

つまり体重の移動が右左に動けば一定間隔でリズムが安定します。

これを使ってリズムを取りながら演奏するとうまくゆきそうです。
もちろんちゃんと出来るようになれば、
座っても、動かなくても出来るものです。

ピアニストは座っていますが、足の踵をあげてリズムを取っていますね。オスカー・ピーターソンなどは大きな音で打楽器の代わりになっています。

両足の踵をつけてつま先だけで拍子をとると体重の移動がないので、良くないような気がします。

ベースのジャコ・パストリアスは歩き回って、飛んだり跳ねたりしています。

メロディとハーモニーは音楽の中にあり、
リズムは人間側にあるのだそうです。

オーケストラの面白い話で、
「音楽家の方は右側に、
打楽器の方は左側に並んでください。」
と言う話があったそうです。

まあ歩いたり踊ったりしているところで
リズムを狂わせる方が難しくなりますよね。
安定せざるを得ない状態を作れば簡単なわけです。

途中から立って弾いている
Keith Jarrett - Summertime です。



座って弾いていて
リズムを安定させたいと思っている
エレキベースやギター、ピアノ等は
是非立って歩いたりダンスをしながら演奏して見てはいかがでしょうか。
座る楽器の方は体全体を動かして見てください。

それでは、ジャコのDonna Lee です珍しいチューバの素晴らしいソロもあります。

8分ごろからジャコのソロです。

ジャズ 目次

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。