メロディは主に4小節がかたまりとなっていて、
2小節づつのコールアンドレスポンスになっているのが多いのです。
例えばサマータイムの楽譜を見てください。
[A] と[B]の最初の4小節はほとんど同じメロディです。
2小節目の1拍目までのフレーズが呼びかけ
つまりコールになっています。
そして2小節目の2拍目から4小節目の2拍目までが、
応答でレスポンスになっています。
同様に
4小節目の3拍目から
6小節目の1拍目までがコールです。
そして6小節目の2拍目から8小節目の2拍目までが、
応答でレスポンスになっています。
アドリブをするときも同じように2小節づつ考えてプレイすると
ソロとしてまとまりやすいのです。
そして4小節のフレーズができたら
そこで息を吸って休むのです。
長く続けすぎると聞いている人も息が詰まります。
何しろアドリブの方法は作編曲と全く同じなのです。
作編曲はゆっくり書直せますが、
アドリブはリアルタイムに音を出す違いなのです。
それでは聴けば聴くほど素晴らしいキースジャレットの
アドリブを聞きましょう。
楽譜付きなのでコールアンドレスポンスと
息継ぎの場所を良く研究して見ましょう。
ベースの楽譜も付いているので、
リズムを聴きながらつぶやいてくださいね。
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