2020年7月10日金曜日

ピアノの最低音0Aの倍音から考えた綺麗な響

ピアノは88鍵ありほとんどの楽器の音域をカバーしています。
最低音は0Aで
真ん中の音は4C
最高音は8Cです。

つまり真ん中の一オクターブ 4Cから4Bまでの12音を挟んで
右側の高い方に三オクターブと 8Cの一音

左側の低い方に三オクターブと 0B、0Bb、0Aまでの三音です。

合計すると
七オクターブ 12x7=84鍵盤
それに両側の4鍵盤を加えての 88鍵盤です。

Aからの倍音は

0A、1A、2E、2A、3C#、3E、3G、
3A、3B、4C#、4D#、4E、4F、4G、4A と続きます。

これをみると倍音にある音ならよく響く綺麗な音になるはずです。
この間隔より高い音なら濁らないので
ピアノを弾いたりアレンジをする時には注意する点です。

0Aのオクターブ上は1A、つまりどの音でも
オクターブなら良さそうです。

次は1Aと2Eは五度離れているので
五度はこの上なら使えます。(完全五度)

次は2Aと3C#は三度(半音4個で長三度)
3C#と3Eも三度(半音3個で短三度)なのでこれより高いと使えます。
三度と下の音を一オクターブ上にあげた六度が
2Aより高い音ならよく使われるハーモニーとなりますね。

参考にピアノの周波数を計算してみましょう。

4Aが音合わせの時に使う標準の440Hzです。
昔は低くて435Hz位だったそうです。
作曲家の芥川也寸志が435番地に住んでいたので
受験に覚えやすかったそうです。

最近は高くなり442Hzのオーケストラも多いですね。
444Hzだと5Cが
528Hzになり若返り効果
があるそうです。

さて440Hzの周波数から0Aの周波数を計算してみると
四オクターブ下、
一オクターブ下の3Aが半分の220Hzなので
4回周波数を半分つまり2の4乗は16なので
16で割ると27.5Hzになります。
つまり
4A  440Hz
3A  220
2A  110
1A   55
0A   27.5Hz

普通のスピーカではあまりでない音ですね。
上に行ってみると
5A  880Hz
6A  1760
7A  3520Hz になります。

最高音の8Cは1Cを32Hzとすると
七オクターブ上なので
2の7乗は128なので32x128=4096Hz
となります。

最高音の二オクターブ上の倍音は
9C 8192
10C  16384Hz(16.4KHz)
ですね。
ステレオが20KHzまでくらいで
普通の人が聞こえるかどうかというところです。

8歳のドラマーよよかちゃんです。
実に歌いながら楽しそうに叩きますね。
嬉しくなりますね。




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