ジャズの醍醐味はシンコペーションです。
最初に練習するのは一拍目の前に付けるものです。
これを2小節毎に付けると楽で効果的なようです。
以前説明した
シンコペーション 4拍目の裏
と同じ意味ですね。
ジャズの4拍子のビートは
ワン ツ スリー フォ
と4つの四分音符で小さい声で数えます。
この時にベースが鳴っている音を
イメージすると良いですね。
最初はテンポ80くらいが良いと思います。
次に
ワン ツ スリー フォ
と2拍目と4拍目を強く短く数えてみると、
ジャズらしくなりますね。
それからワンの前に短い装飾音符を
2小節毎に
付けてみましょう。ほんの少し前ですよ。
音を t(と) にしてみましょう。
すると
tワン ツ スリー フォ
ワン ツ スリー フォ
となります。
これを完全に出来るまで口ずさんでください。
次に
t と言う音を強くして口ずさみます。
tワン ツ スリー フォ
ワン ツ スリー フォ
これでシンコペーションのタイミングになっているでしょう。
これで t だけにして1小節めのワンは言わないでみてください。
tーー ツ スリー フォ
ワン ツ スリー フォ
これでシンコペーションのリズムになりましたね。
だんだん早く出来るまで練習すると楽しいですよ。
リズムは2小節毎に考えると安定してきますね。
それでは
チェットベイカーのトランペットで
「枯葉」のメロディを聞いてみてください。
最初のメロディから2小節毎にに一拍目の前にシンコペーションが
付いているでしょう。
この採譜の譜面はトランペット用でBbの楽器用になっているので、
ピアノなどの楽器だと
1音下の音でフラットが二つ付いているのに注意してくださいね。
Autumn Leaves-Chet Baker’s (Bb) Transcription.
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