2020年7月10日金曜日

Fourのメロディ、ブルーノート

4小節を上手く歌えましたか。
英語読みのDoReMi慣れましたか。
日本語のドレミのレがReなので舌を付けない、
そしてソラシドのシをティ(ti)にするよう注意してください、ソの#がシ(si)になるので区別するためです。

さてそれではメロディについて考えて見ましょう。

この曲のフォームは8小節のフレーズが4つの
A B A B'
の32小節がワンコーラスになっています。

B' というのは最後がBと少し違うという意味です。
Bの最後はまだ曲の途中の感じのメロディで、
B’ は本当に終わりですというメロディです。
何回も繰り返す時は
もう一回やりますというコードを追加します。
よくカッコ内にコード名を書いてあります。
これをターンバック(Turn Back)と呼びます。
書いてなければ自分で追加します。
ジャズは自分で考えれば良いのです。
いい加減とも言えますね。

最初のAは
4小節のメロディのフレーズが
次の4小節は、そのまま4度上がっています。

つまりアクセントになる ティ(7)の音を
何回もしつこくやって、
最後に半音下のブルーノートの音である テ(b7)を伸ばして聞かせています。
演歌のコブシと同じですね。
まあ演歌は日本のブルースですからね。

これを4度あげるとアクセントの音はミ(3)の音となり、
同様に終わりの伸ばす音は
メ(b3)で、またブルーノートになります。
うまく作ってありますね。
レコードには作曲がマイルスになっていますが違うようです。まあマイルスが作曲した曲も他の人の名前になったものもあるようです。あてになりませんね。


*ソラ[ティ]|
[ A ]
①ーソラ[ティ] ーソラ[ティ]|
②ーゥレド[ティ] ーソラ[[テ]]|
③ーーーー|
④ーー *ドゥレ[ミ]|
⑤ードゥレ[ミ] -ドゥレ[ミ]|
⑥ーソファ[ミ] ードゥレ[[メ]]|
⑦ーーーー|
⑧ーーー


アニタオデェイの歌で一緒に歌ってみてください。
階名でもスキャットでも楽しいですよ。
しっかり体でカウントしてアクセントを大げさにね。




ジャズ 目 次

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