ダイアナが初めにカウントしているのをよく聞いてください。
右手のスナップで各ビートをカウントして、
声では
ワン、ー、ー、ー
ツー、ー、ー、ー
ワン、ー、ツー、ー
ワン、ツー、スリー、フォー
だんだん細かく数えています。
Diana Krall - Route 66 - 8/15/1999 - Newport Jazz Festival (Official)
2分58秒から3分16秒までのダイアナの足を見てください。
このテンポは220位なのでギリギリ1拍づつでも足が踏めるので、
半分の早さとなる2と4のビートにゆっくり踏んだり、
乗って来ると一拍づつ踏んだりしています。
数をきちんと安定してカウントして長く続けるのは、
その人の脈拍以上は難しい事だと思います。
普通の状態では 50~100 回/分 くらいの範囲なので安定して数えるために二拍づつや四拍またはワルツなら三拍づつのように
まとめて数えると楽になります。
ダイアナの掛け声のように、
1行目と2行目は各小節の頭だけ数えています。
これだと最高スピードでも各ビートを16分音符のように感じて数えると楽に数えられます。
これは1分の1拍子とも言えます。
3行目のようにすると
普通の手拍子でやっている感じで、
ビートを8分音符として数えます。
2分の2拍子とも言えますね。
4行目は各ビートを四分音符として数えるわけです。
このように踵を挙げたり体を揺らしたり
指先のように細かく動かない部分を使わないようにして、
ダンスのように安定したリズムを取っています。
演奏の速度はテンポ320位が限度でしょう。
また早すぎても良くないものです。
このクリフォードブラウンの名演のチェロキーが
テンポ 320で
ジャムセッションで難しい曲です。
ベースのビートを良く聞きながら
小節数を数えるように4拍まとめて、
演奏と一緒にカウントして見てください。
良い練習になります。
Clifford Brown & Max Roach - Cherokee
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