どうしますか。
多分右手(利き腕)の人差し指が一番良く動いて
同じくらい中指が良く動くので使っていると思います。
何しろ人差し指という名前からしても
鍵盤の思う場所を叩くのは得意ですよね。
間に合わなければ次は両手の一本指で弾く。
木琴やヴァイブラフォンを
両手にマレット(撥の事ですけれど)
を一本ずつ持って演奏しているのと同じですね。
ピアノも同じように弾けばどんな早いメロディも
2つの音の和音も弾けます。
ピアノも全部の指を使う必要は無いのです。
山下洋輔などはよく早いメロディを両手で弾いています。
珍しく坂本龍 一とジャズのスタンダード中のスタンダード
I Got Rhythmを両手メロディのアドリブを展開しているビデオです。
ピアニストのDavid Matthews は右手は指は動かないので
コードのときは右手は1音で
ソロは主に左手だけで演奏しています。
ソロは5分20秒から。
Manhattan Jazz Quintet - Michelle
音楽はハンディが有る人が劇的な方法を開発していますね。
左手のピアニスト。
スリーフィンガーのギター。
テクニックが無いピアニストなどなど。
両手で間に合わなければは親指と他の指の組み合わせて
二本でやればかなりのことが出来ます。
人差し指とは近い鍵盤を弾く時、
そして小指とはオクターブなど離れた音の時、
親指を動かす時は押さえている指の下をくぐらせます。
二つ以上の指を使うときは
フレーズが白鍵盤から始まる時は親指から、
黒鍵盤から始まる時は人差し指から始めた方が楽なことが多いと思います。
あまりスケールやハノンの練習ばかりするよりも
曲のメロディを練習したほうが効率が良いそうです。
私の先生のゲイリーバートンはスケールの練習はしないそうです。
彼は素晴らしいピアニストでもあります。
私は彼に習いたくてヴァイブラフォーンに転向しました。
手の動きは骨の動き方と筋肉の動き方を知って動かすと
スムーズに動かせます。アレキサンダーテクニックと言う方法です。
手首の回転軸は小指側にある
と言うことを認識すると無理しない動きになることが分かりました。つまり親指側の骨が支点だと思っていると無理な姿勢になるわけです。
ピアノやドラムなどの動きはげんこつで机をドンと叩くのと同じですね。小指が支点になっているし。試しにピアノの黒鍵を叩いてみてください良い音がしますよ。
骨の動きのビデオを見て動き方をイメージしてくださいね。
尺骨の動き
自然な動きを研究して首や肩等を痛めないように気をつけてください。ピアニストならだれでも知っておきたい「からだ」のこと
それでは両手に2本づつ合わせて4本のマレットだけで
3オクターブしかないヴァイブラフォンで完璧なソロを弾いてしまう
ゲイリーバートンの演奏です。
Gary Burton"Chega de Saudade"Vibes Solo
ピアノは10本の指が使えるのでもっと簡単ですよ。
ジャズ 目 次
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。