つまり6の音を使うとジャズっぽくなりますよ。
左手で二つの音だけを弾けば何の曲でも演奏できます。
ここまで知っていればレパートリー100曲も簡単です。
それに二つ以上音を使うと、よく考えないと音が濁るし
弾くのも難しくなります。それでは「聖者の行進」に使うコードで考えて見ましょう。
1) C のコードだと
1,3,5,6 は ド ミ ソ ラ なので
C、E、G、A ですね。
二つの組み合わせは
1と5 は C と G
これは綺麗な最低音は 2C と 2G まで使えます。
1と6 は C と A
これは 3C と 3A までしか使えません。
自分で音を出して確認してみてください。
2) G7 のコード
1、3、b7 の音はGから数えると
Do Mi Te なので G B F です。
3 は DoReMiのMiで
b7は G の1オクターブ上から半音二つ下の F です。
C メージャーのCから数えると ソ ティ ゥレ ファ ですね。二つの組み合わせは 1と3 は G と B なので 3G と3B 以上。 そして1とb7 のGとFは 2G と 3F になります。
3) F のコード 1356の音は F A C D です。 二つの組み合わせは 1と3 は F と A なので 3F 3A 1と5 は F と G なので 2F 3C (C との音域の違いを確認してみてください。)
1と6 は F と D なので 2F 3D
========================================コードの移動により大体1 3、1 7、1 3とすると 3と7の音はほぼ同じか半音でスムーズになります。
日本人は手が小さいのでこの方が楽です。
1の音はベースなので低ければ低いほうが良いのですが
2つ目の音は3Dから上にないと音が濁るので
殆どの人は届かないと思います。
バッドパウエルの左手の押さえ方で有名な方法でもあります。
ジャズピアノの採譜や教則本を見ると
テンス(10th=3rd)の音ばかりで全く弾けませんでしたね。
クラシックも同じで完全にお手上げでした。
真似をするのは完全にあきらめました。
ジャズは自分のテクニックの範囲ですればよいのです。
下手に真似をしてリズムが狂うと音楽でなくなります。
難しい事はしないほうが早く楽しめますし、あまり変わりません。ではジャズ目次の(17)曲集にある曲等を全部弾いて楽しんでください。
それではバッドパウエルの名曲をお聞きください。
左手は殆ど2つの音で弾いています。
Bud Powell - Cleopatra's Dream
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