前回のリズムに補足をしますと、
楽譜通りシンコペーションを4拍目の後ろの8分音符と考えると
私には難しかったです。
それよりも装飾音符と考えて
1拍目の少し前からと考えるとやりやすいですね。
何しろジャズの後ろの8分音符は生きていて
テンポにより長さが違うのですから。
今度はレッドガーランドの C Jam Blues の
左手のコードを見てみましょう。
楽譜画面の1ページ目から考えましょう。
1小節目からのコードは
G7(b9,13) ||
C6(9) F7(9,13) C6(9) C7(9)
F7(9,13) F7(9,13) C6(9) C6(9)/Cdim7(9)
Dm7(9) G7(b9,13) C6/Em7 Dm7/G7(b9,13)
と弾いています。
ここでは1と5の音をテンションに移動させたものは
カッコ内に書いています。
つまり4声の標準の和音を弾いているのです。
最後の2小節のように
C6と書いてあると1356で
コーラスの1小節目のコード
C6(9) ならば 3561 の1が全音高く 9へ移動しているのです。
最初のG7はコーラスに入る前の小節です。
低い音から
b7135 を
1(8)をb9に半音上に移動
5(12)を13に1音上に移動しています。
1小節めの4拍目のコードはコーラスの1拍目のコードを
半拍前から弾いている(アンティしペーション)ので
C6のコードです。
全て同様に考えてください。
これを一つずつ丁寧に考えると楽しいですね。
テンションにしてないのは何故かなとか。
わかりにくいものはコメントくださいね。
ジャズは楽譜の通りではなく自分で考えた音で弾くものです。
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