2020年7月10日金曜日

ドラムの左手のオカズ

さて右手のほぼ四分音符の
ツン チン ツン チン |
というシンバルレガートと

左足のフットペダルの2拍目と4拍目の
うん チャ うん チャ |
という音と

ベースのほぼ四分音符の
ぶん ぼん ばん ぼん |

という低音とシンバルの高音の
ハーモニーのリズムで

ジャズの4ビートは出来上がっています。

これに左手でソロイストの
メロディに対応したり
間が空いたところを埋めてやると
ジャズの雰囲気が盛り上がります。

モンクのブルーモンクです。
ドラムのベンライリーはスネアとバスドラムのみで
シンプルに演奏しています。

モンクのBlue Monkです。


さてこれを簡単に左手を演奏するのかを考えてみましょう。

ミディアムテンポでは3連音符で考えます。

(1)23 (2)23  (3)23 (4)23 |(1)23 (2)23  (3)23 (4)23 |

()は四分音符なのでベースとシンバルが鳴っているところです。
左手で軽くスネアを叩く場所は

「1」各ビートの3連音符の一番最後
 つまり3の所に入れるのです。
一番シンプルには2小節目の最後に入れます。
赤字の所ですね。
(1)23 (2)23  (3)23 (4)23 |(1)23 (2)23  (3)23 (4)23 |
ツー ツー ツー ツー |ツー ツー ツー ツー

これをメロディに対して効果的だと思うビートの所に
入れてみると複雑になります。

「2」 今度は各ビートの3連音符の2番目
 つまり2の所に入れてみます。
(1)23 (2)23  (3)23 (4)23 |(1)23 (2)23  (3)23 (4)23 |
う ツー ツー ツー |ツー ツー ツー ツー|

「3」 今度は各ビートの頭のどこかに入れます。
(1)23 (2)23  (3)23 (4)23 |(1)23 (2)23  (3)23 (4)23 |
ー ツー ツー ツー |ツー ツー ツー ー|

「4」今度はこれまでの3つを適当に組み合わせます。
(1)23 (2)23  (3)23 (4)23  |(1)23 (2)23  (3)23 (4)23 |
う  ツー ツー|ツカカ ツカカ ツー ツー

これだけでいろんなリズムができますね。
あなたのカッコいいリズムを考えてください。

このビデオは早いので八分音符に近いです。



4ビートとドラムの関係


56秒目から左手が入ってだんだん複雑になります。



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