ブルースの簡単な形は、
トニック(I) が4小節、
サブドミナント(IV)が2小節 トニック(I) が2小節
ドミナント(V) が2小節 トニック(I) が2小節
の合計 12小節です。
これから トニックを I サブドミナントを IV ドミナントを V と表す事にします。
つまり do(1) re(2) mi(3) fa(4) so(5) と順番に数えた番号で呼ぶわけです。
この方法で書き換えると
I I I I
IV IV I I
V V I I
と4小節づつならべて書いてみると
左側の 2小節が コール(呼びかけ) となって右側の2小節がレスポンス(応答) になっています。
最初の行はおとなしいコール(I)で レスポンス(I)
2番目の行は少し変化して(IV)で レスポンス(I)
3番目の行ではクライマックス(V)になり レスポンス(I) で 終了です。
つまりもともと歌の曲なので歌詞から形式が決まってきたものです。
例えば
今日は良い天気だね。(コール) そうだね。(レスポンス)
今日は良い天気だよね(コール) そうだね。(レスポンス)
よし、では出かけよう。(コール) そうだね、そうしよう(レスポンス)
という感じです。
デュークエリントンのCジャムブルースなどは音は2つしかないのに、コール アンド レスポンスが
成り立っている単純な曲です。
このチャーリパーカーの曲は、コードももう少し複雑になり、コール アンド レスポンス のメロディもどんどん変化して素晴らしいものになっています。
それではモダンジャズよりもっと泥臭いブルースの代表的なBB Kingを聞きましょう。
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。