2016年1月8日金曜日

覚える Billie's Bounce メロディを歌う 5


今回はキーを C に変えて書いてみました。
キーが F の時よりも do re mi で読むのも読みやすいし分析も楽なので、
他のキーと者は C に書き換えてみる事もお勧めです。
この曲はコールアンドレスポンスが後ろへずれ込んでいるのでちょっと歌いにくいので考えてみました。

最初のコールが2小節と1拍あるので、レスポンスはその後の②からになっています。

5小節目からのコールもまた次に食い込んでいて、
レスポンスはどうやら③からのようです。

クライマックスのコールはレスポンスと一緒になっていて、
最後の④から最初のコールの後半と同じフレーズになっています。

最初は良くこのずれ込んだところがフレーズと小節の区切りに聞こえてしまいそこから数えなおしてしまいビートがずれて間違えていました。

良く見ると頭から3拍フレーズが連続していてまちがえるのですね。そこが味があるところなのですが演奏者泣かせです。
4拍子の中にするりと3拍子が入り込んでいますね。
3はかっこよくするためのマジックナンバーですという説明もありました。

実はジャズの曲はもともとマーチからきていて歩くような2拍子が多いのです。
そこで2分の2拍子と考えて歌ってみるとぴったり合うのです。
楽譜に4拍子と書いてあっても本当は2拍子なのかもしれないので自分で考えなければなりません。

これはモンクのBlue MonkやStraight No Cheser、ロリンズのOleoなどもそうやると上手くいきます。

それから①のように2拍ごとに点線を描いているのですが、これをイマジナリ バーラインといって2拍ごとに小節線があると思って楽譜が書いてあると読みやすいのです。

さて⑤に八分音符を3連音符と読み替えた形の楽譜を書いてみました。
これではごちゃごちゃしすぎて読みにくいですね。
でもこのように3連音符でカウントしながら演奏するわけです。

⑥はジャズの4ビートの数え方で
⑦はそれを3連音符のシャッフルリズムでの数え方です。
d-k t-k d-k t-k と歌うと(でぃく たっく でぃく たっく)自然にアクセントがつきます。

次の演奏にあわせてリズムを歌いながら踊りましょう。
ジャズはダンス音楽ですよ。

B.B King / Eric Clapton / Buddy Guy + More SRV Shuffle!


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