2016年1月3日日曜日

ジャズの演奏はエンジニアリング

ジャズを演奏するということは、エンジニアリング(工学)と同じように思えます。

両方とも数学や物理学とはちがって正解がありません。
ちょっといい加減です。
でもなんとか数学や物理学の結果や方法を使って形にしているわけです。


殆どのやっていることはプログラミングできる事で、コンピュータでかなりのことが出来ます。
でもどちらも最初のアイデアは考えなければなりません。

正解が無いので自分の選択の余地が沢山あるので、そのぶん楽しいともいえますね。



オーケストラの楽譜を考えてみると、ソフトウエアのプログラムと同じで
演奏者はそのプログラムを見て自分のスキルの範囲で演奏するわけです。
指揮者はコンピュータのクロックみたいな物ですね。

iReal B の伴奏プログラムなどで結構練習相手になります。

ピアノもベースもドラムもここで使っている伴奏の方法が出来れば一応さまになります。
もっと上手な人の方法を取り入れればもっと良くなります。

アドリブや作曲なども殆どがジャズらしい雰囲気をまねして、ちょっと味をつけるわけです。

あまりかけ離れてもジャズに聞こえないということが多いですね。

つまり天才以外は、本当に大事な基礎を確実にして沢山の人の生演奏を聞いて、どうやっているのか理解するようにすれば、出来るようになる事ばかりのようですね。

世界のトップクラスの手前まではやり方を知っていれば出来る事ばかりのような気がします。
殆どの事は誰かが本に書いてありますしね。
特に大学で習うような事は、才能が無い人でも出来る方法を習うわけです。
才能がある人は入る前に知っていますしね。

上手く演奏できないのはただ単にやり方を知らないだけのことが多いのです。

オリンピックの100メートルの優勝者でも普通に走れる人の倍も早くないのです。

楽しみながら少しずつ勉強すればいつか出来るようになると思ってやっています。


いつかこのトリオのように自由に楽しく楽器で対話をしたいですね。


Keith Jarrett Trio Live In Japan 96




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