2016年1月4日月曜日

覚える Billie's Bounce コードの構成音

Billie's Bounceのコードは

F7   Bb7/Bdim F7  F7

Bb7  Bb7        F7   A-7/D7

G-7  G-7/C7  F7/D7  G-7/C7

ですね。

出てきたコードネームは

F7 Bb7 Bdim A-7 D7 G-7 C7

の7種類です。

1.7th コード         1 3 5 b7 (do mi so te)

F7     F  A  C  Eb
  F のスケールは F(1=do) G(2=re) A(3=mi) Bb(4=fa) C(5=so) D(6=la) E(7=ti) F(8=do)
  です。

   b7は 1(8)の1音下(半音2つ)、
 メージャスケールは 3と4 そして 7と8の間隔が半音で後は全音です。



Bb7    Bb D F Ab
  Bb のスケールは Bb(1) C(2) D(3) Eb(4) F(5) G(6) A(7) Bb(8)

D7     D F# A  C
  D  のスケールは D(1) E(2) F#(3) G(4) A(5) B(6) C#(7) D(8)

C7           C  E  G  Bb
    C   のスケールは C(do) D(re) E(mi) F(fa) G(so) A(la) B(ti) C(do)

2.マイナー 7th コード  1 b3 5 b7 (do me so te)

A-7         A  C   E  G
    A      のスケールは A(do) B(re) C#(mi) D(fa) E(so) F#(la) G#(ti) A(do)

G-7    G Bb D F
    G     のスケールは G(do) A(re) B(mi) C(fa) D(so) E(la) F#(ti) G(do)


3.ディミニシュ コード    1 b3 b5 bb7(6)  (do me se la)

Bdim    B D F C# 
  B    のスケールは B(do) C#(re) D#(mi) E(fa) F#(so) G#(la) A#(ti) B(do)
 で少し考えにくいですね。

簡単な考え方は Bb7 の基音(1)を半音上げた(#1)のと同じ構成音です。(#1 3 5 b7)
つまり Bb7(Bb D F Ab=G#) を BbをBにすると B D F G# となります。
コードの並び方を見てみるとBb7の次にありスムーズに構成音の1つだけ変化していますね。
(Bb->B)
次の F のコードに進むにも F6(F A C D) の2つの構成音に半音動くだけです。
(B->C) (G#->A)
ブルースでないときは通常F7ではなくてF6になるので使えるわけです。

ディミニシュコードはBb7b9と考えると構成音の基音以外は同じ音なのです。

ディミニシュコードはこの曲ではじめて出てきましたが、置き換えて使わなくても良いのです。

逆に 最後の ターンバック F7 D7 G-7 C7 のD7をF#dim (=Ebdim) に置き換えて

F7 F#dim G-7 C7

とすることも多いのです。

いろんな種類のコードが出てきても、つまりはスムーズに1つの音が変化して名前が変わっただけのことが多いので、同じコードと考えてもよいのです。
 良く考えて分析してみると楽しいですね。


キーが C の場合は

C7   F7/F#dim  C7    C7
F7   F7       C7    E-7/A7
D-7  D-7/G7   C7/A7  D-7/G7

ですのでコードの構成音とメロディを考えてみてください。


かわいらしいボーカルです。

Billie's Bounce  Julie Christensen



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