コードは曲の流れの中でキーにおける位置によって性格が変わってきます。
例えばCメージャの曲ならばド ゥレ ミの何処から始まるコードかによって役割が変わってきます。マイナーも同様です。
例えば名前は同じ C のコードでもCメージャの曲での C と
G メージャでの C は役割が違うのです。
[1] コードの機能には大きく分けて3つの状態があります。
キーは完全に転調しない限り始まったキーに支配されます。
(分りにくい曲は最後で判定しますが。)
1. Do Mi So(ド ミ ソ) の和音を
トニック コード(Tonic Chord 主和音)、
Cメージャならば コード名は C です。
2. So Ti Re Fa(ソ ティ ゥレ ファ)を
ドミナント コード(Dominant Chord 属和音)、
コードは G7 。
3. Fa La Do(ファ ラ ド) を
サブドミナント コード(Sub Dominant Chord 下属和音)と呼びます。
コードは F です。
トニック、ドミナント、サブドミナントの音を並べ替えると
ドミナント コード(Dominant Chord 属和音)、
コードは G7 。
3. Fa La Do(ファ ラ ド) を
サブドミナント コード(Sub Dominant Chord 下属和音)と呼びます。
コードは F です。
トニック、ドミナント、サブドミナントの音を並べ替えると
ドゥレミファソラティドとスケールの全部の音があります。
コードの機能についてボールを水面に浮かべた状態に置き換えて説明してみましょう。
1) トニック(C)は静かに水面に浮かんでいる状態と同じようで非常に安定した和音で何処にでも行けます。
水面を滑って違うキーの場所(例えばAbに)に移動するという事もできます。
例: C =>?
2) ドミナント(G7)は深く押さえられて沈んだ状態なので浮力が強く働きます。
つまりトニックに戻りたいのです。
例: G7 => C
3) サブドミナント(F)はちょっと押さえられた状態なので浮かぼうとする力もあるのですがもっと深くにも行ける状態です。つまりトニックに戻るかドミナントに行く事もできます。
例: F => C (賛美歌の最後に使われるのでアーメン終止とも呼ぶ)
または F => G7 => C
コード進行はたったこれだけの進み方と転調で成り立っています。
複雑そうに見えるコードでも、このどれかに属していて
ニュアンスが変化しているだけなのです。(代理コードとも呼びます)
複雑になればスムーズに柔らかいサウンドになり機能もあいまいになることが多いと思います。
どうしてこの様な性格になるのでしょう。
不安定な音 ファ と ティ(シ)を含んでいるドミナントが進行エネルギーが最強になります。
そして ファ 一個しか含んでいないサブドミナントはトニックとは共通音のドがあるし、
ドミナントとは ファ が共通音のなるのでどちらにも進行できるのです。
メロディの進行のエネルギーを考えてみると
Mi(ミ)とFa(ファ)そしてTi(ティ)とDo(ド)の間は半音しか離れていないので
ファーーーと伸ばしていると ミ に落ち着きたくなり、
同様に ティ(シ) は ド に落ち着きたくなります。
ためしに
ド ゥレ ミ ファーーー と伸ばして歌うと ミ に行きたくなり、
(かえるの歌 がそうですね)
そしてソ ラ ティ(シ)ーーー と長く伸ばすと ド と歌いたいと言うエネルギーを感じませんか。
複雑なコード進行も、よく見るとこの3つのコードを分解したり代理の和音に置き換えたりしているだけなのです。
単純なものなのです。
これはクラシックもジャズもメロディがある曲は同じです。
ジャズミュージシャンはクラシックの理論を勉強して使っているのです。
マイルスディビスはジュリーアードですしね。
ブルースだって C F C G7 C と進行しています。
ジャイアントステップも B G Eb とトニックが3度で移動してEb以外が疑似ドミナントになっているだけ。
つまりトニック以外は大きく考えるとドミナントなのです。
「聖者の行進」で確認してみましょう。
最初の[A]からの6小節はトニックで コード C が続いています。
メロディが主にコードの音を使っていますね。
短い音のファは動いているだけなので無視したほうが良いのです。
コードの機能についてボールを水面に浮かべた状態に置き換えて説明してみましょう。
1) トニック(C)は静かに水面に浮かんでいる状態と同じようで非常に安定した和音で何処にでも行けます。
水面を滑って違うキーの場所(例えばAbに)に移動するという事もできます。
例: C =>?
2) ドミナント(G7)は深く押さえられて沈んだ状態なので浮力が強く働きます。
つまりトニックに戻りたいのです。
例: G7 => C
3) サブドミナント(F)はちょっと押さえられた状態なので浮かぼうとする力もあるのですがもっと深くにも行ける状態です。つまりトニックに戻るかドミナントに行く事もできます。
例: F => C (賛美歌の最後に使われるのでアーメン終止とも呼ぶ)
または F => G7 => C
コード進行はたったこれだけの進み方と転調で成り立っています。
複雑そうに見えるコードでも、このどれかに属していて
ニュアンスが変化しているだけなのです。(代理コードとも呼びます)
複雑になればスムーズに柔らかいサウンドになり機能もあいまいになることが多いと思います。
どうしてこの様な性格になるのでしょう。
不安定な音 ファ と ティ(シ)を含んでいるドミナントが進行エネルギーが最強になります。
そして ファ 一個しか含んでいないサブドミナントはトニックとは共通音のドがあるし、
ドミナントとは ファ が共通音のなるのでどちらにも進行できるのです。
メロディの進行のエネルギーを考えてみると
Mi(ミ)とFa(ファ)そしてTi(ティ)とDo(ド)の間は半音しか離れていないので
ファーーーと伸ばしていると ミ に落ち着きたくなり、
同様に ティ(シ) は ド に落ち着きたくなります。
ためしに
ド ゥレ ミ ファーーー と伸ばして歌うと ミ に行きたくなり、
(かえるの歌 がそうですね)
そしてソ ラ ティ(シ)ーーー と長く伸ばすと ド と歌いたいと言うエネルギーを感じませんか。
複雑なコード進行も、よく見るとこの3つのコードを分解したり代理の和音に置き換えたりしているだけなのです。
単純なものなのです。
これはクラシックもジャズもメロディがある曲は同じです。
ジャズミュージシャンはクラシックの理論を勉強して使っているのです。
マイルスディビスはジュリーアードですしね。
ブルースだって C F C G7 C と進行しています。
ジャイアントステップも B G Eb とトニックが3度で移動してEb以外が疑似ドミナントになっているだけ。
つまりトニック以外は大きく考えるとドミナントなのです。
「聖者の行進」で確認してみましょう。
最初の[A]からの6小節はトニックで コード C が続いています。
メロディが主にコードの音を使っていますね。
短い音のファは動いているだけなので無視したほうが良いのです。
続くコードはドミナントのG7です。
トニックからは何処から始まっても良かったですね。
メロディが ゥレ なのでドミナントのムードになります。
ドミナントのG7が2小節続いた後は
[B]のトニックの C に進行したいエネルギーがあるのでCに進んでいます。
それにメロディの動きもトニックのムードです。
一安心するので、これを解決するとも呼びます。
[B]の3小節目はサブドミナントの F から始まっています。
メロディも ファ の音が伸びています。
サブドミナントはトニックに進行できましたね。5小節目が C となります。
いよいよドミナントが最後から3小節目に出てきて
終わりの雰囲気なり最後の2小節のトニックに進行します。
メロディがド ゥレ|ドーーーー となり曲の終わりになりました。
括弧で書いてあるコードは代理コードと呼び少し雰囲気を変えてスムーズにしようと考えた物です。
色んなコードに変えてもメロディが持っているトニック、ドミナント、サブドミナントの位置は同じなのです。
つまり曲で一番大切で不変なのは魅力的なメロディなのです。
トニックからは何処から始まっても良かったですね。
メロディが ゥレ なのでドミナントのムードになります。
ドミナントのG7が2小節続いた後は
[B]のトニックの C に進行したいエネルギーがあるのでCに進んでいます。
それにメロディの動きもトニックのムードです。
一安心するので、これを解決するとも呼びます。
[B]の3小節目はサブドミナントの F から始まっています。
メロディも ファ の音が伸びています。
サブドミナントはトニックに進行できましたね。5小節目が C となります。
いよいよドミナントが最後から3小節目に出てきて
終わりの雰囲気なり最後の2小節のトニックに進行します。
メロディがド ゥレ|ドーーーー となり曲の終わりになりました。
括弧で書いてあるコードは代理コードと呼び少し雰囲気を変えてスムーズにしようと考えた物です。
色んなコードに変えてもメロディが持っているトニック、ドミナント、サブドミナントの位置は同じなのです。
つまり曲で一番大切で不変なのは魅力的なメロディなのです。
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