シンコペーションでリズムにエネルギーを
さてジャズの醍醐味はシンコペーションをいっぱい使った
エネルギーあふれる生演奏ですね。
これまで説明した2ビートのベースラインにはシンコペーションはまだありませんでした。
サムジョーンズはシンコペーションをあまり使わなくてもジャズになっていて、
美しいと思います。
シンコペーション 4拍目の裏で説明した
4つめのビートの裏拍から次の小節に音を伸ばして使うものです。
いち にい さん しい/ か || ーーー にい さん しい
です。
サムジョーンズは2分のあたりのアドリブに入る前の[C]の7小節目と
4分20秒からのマイルスのソロの[A]の4小節目に使っています。
この時のコードは次の小節のコードを弾きます。ここではAm7b5です。
Autumn Leaves - Bass Transcription sam jones
(somethin' else cannonball adderley)
今度はレイブラウンの演奏を見てみましょう。
同様にシンプルな音を選んだツービートです。
シンコペーションは1分17秒の46小節目の
アドリブソロに入る前のソロブレイクのところにあります。
一番効き目があるところに上手く入れてエネルギーを与えているのですね。
Ray Brown: Bye Bye Blackbird (Bass Transcription)
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