ジャズの基礎のリズムと言えばセカンドラインですね。
ニューオリンズのお葬式の行進の2番目のラインで演奏して行進するときのリズムです。
スネアドラムのシンコペーションのリズムが特徴で
ジャズのリズムの素なのです。
うん パン うパン パーパ ラッパ
と楽しいですね。
有名な聖者の行進を聞いてみて下さい。
Nola Brass Band: "When the Saints Go Marching In" - Busking in Madrid
セカンドラインのドラムのスゥイングしたリズムの
説明です。
3分21秒からが素晴らしい。
タッ* *トゥ ** ト* うっ* タン タン
という最後の繰り返しリズムがエキスですね。
リズムとシンコペーションのハル ギャルパーのセミナーです。
8分23秒から全員で
ビバッテュ ダン と各自いろんなシンコペーションで
歌って盛り上がっています。
カウントのワン ツー スリーには一致しないように
歌うのです。これがジャズのリズムだと説明していますね。
文字を英語や日本語の自動翻訳(かなりいい加減)
で表示させてみるのも面白いですよ。
Hal Galper Master Class - Rhythm and Syncopation
ジャズ 目次
2020年7月8日水曜日
優れた音楽家と常に演奏すると楽器は弾ける
エレキベーシストのヴィクターウートンのTEDでの講演に感銘したので紹介します。
彼が音楽が出来るようになったのは、音楽家ファミリーに良くあるように生まれたときからお兄さん達のバンドの演奏の中にいたからでした。
赤ちゃんに両親が話しかけていたように音楽で話しかけたもらっていたのですね。
楽器を持たせてもらった時には、自分が何を弾くのかが分っていたそうです。
たしかに先に楽器を持つより音楽を浴びるほど聴いたほうが良いですね。
一つ楽器が弾ければ、何の楽器でもジャムセッションに参加できますよね。3日習えばもっと楽ですが。
彼は理想的な状況でしたが、なかなか実現は難しいですね。
週に一度のレッスンで出来るようになるのは
ほんの一握りの人だけだと思います。
彼が大学のセミナーで全く楽器をやったことの無い学生に
楽器を持たせてバンドで一緒にやらせたのは良いアイデアですね。
彼女がその日にベース持って帰って今もベースを弾いていると言うのも良いですね。
阿波踊りと一緒ですね。
同じ阿呆なら踊らにゃ損です。
上手い人の中で一人だけ出来なくても、
一緒にリズムに合わせていれば出来るようになります。
私もジャズが少し弾けるようになったのも、
学校卒業後、夜
弾けもしないのに毎日キャバレーでピアノを弾くチャンスがあったからだと思います。
大人からでも大丈夫ですよね。
その時はジャズを演奏するのに、独学で基本的なコードを知っているだけで、アドリブなどなんとかごまかしていました。
ドラマーでもあったのでリズムだけでしたね。
なにしろステージで止まらないように座っているだけで
勉強になっていました。
他のメンバーはベテランばかりでしたから。
それに恥をかくと勉強や練習をするものです。
初心者ほど日頃から上級者と一緒に演奏する場所が必要だなと思っています。
スポーツジムや将棋センターなどは毎日通っていますよね。
毎日通える音楽ジムで先生やコーチと演奏三昧が出来れば直ぐ上手になります。
いつかはそんな環境を作りたいですね。
詳しくはTEDの講演を見てください。
20分弱で日本語字幕も出ます。
倍速でも読めます。(ほんとYoutubeは便利です)
Music as a Language: Victor Wooten at TEDxGabriolaIsland
これは5分間のアメイジング グレース のベースソロとナレーションでの説明です。
Music as a Language: Victor Wooten
1.最初は間違ってもかまわず演奏させる。
エアギターのように。
2.日常的に優れた演奏家と一緒に演奏できる機会を設けること。
3.「練習」ではなく「演奏」をたのしませること。
自然に自分で練習するようになる。
すばらしい!
目 次
彼が音楽が出来るようになったのは、音楽家ファミリーに良くあるように生まれたときからお兄さん達のバンドの演奏の中にいたからでした。
赤ちゃんに両親が話しかけていたように音楽で話しかけたもらっていたのですね。
楽器を持たせてもらった時には、自分が何を弾くのかが分っていたそうです。
たしかに先に楽器を持つより音楽を浴びるほど聴いたほうが良いですね。
一つ楽器が弾ければ、何の楽器でもジャムセッションに参加できますよね。3日習えばもっと楽ですが。
彼は理想的な状況でしたが、なかなか実現は難しいですね。
週に一度のレッスンで出来るようになるのは
ほんの一握りの人だけだと思います。
彼が大学のセミナーで全く楽器をやったことの無い学生に
楽器を持たせてバンドで一緒にやらせたのは良いアイデアですね。
彼女がその日にベース持って帰って今もベースを弾いていると言うのも良いですね。
阿波踊りと一緒ですね。
同じ阿呆なら踊らにゃ損です。
上手い人の中で一人だけ出来なくても、
一緒にリズムに合わせていれば出来るようになります。
私もジャズが少し弾けるようになったのも、
学校卒業後、夜
弾けもしないのに毎日キャバレーでピアノを弾くチャンスがあったからだと思います。
大人からでも大丈夫ですよね。
その時はジャズを演奏するのに、独学で基本的なコードを知っているだけで、アドリブなどなんとかごまかしていました。
ドラマーでもあったのでリズムだけでしたね。
なにしろステージで止まらないように座っているだけで
勉強になっていました。
他のメンバーはベテランばかりでしたから。
それに恥をかくと勉強や練習をするものです。
初心者ほど日頃から上級者と一緒に演奏する場所が必要だなと思っています。
スポーツジムや将棋センターなどは毎日通っていますよね。
毎日通える音楽ジムで先生やコーチと演奏三昧が出来れば直ぐ上手になります。
いつかはそんな環境を作りたいですね。
詳しくはTEDの講演を見てください。
20分弱で日本語字幕も出ます。
倍速でも読めます。(ほんとYoutubeは便利です)
Music as a Language: Victor Wooten at TEDxGabriolaIsland
これは5分間のアメイジング グレース のベースソロとナレーションでの説明です。
Music as a Language: Victor Wooten
1.最初は間違ってもかまわず演奏させる。
エアギターのように。
2.日常的に優れた演奏家と一緒に演奏できる機会を設けること。
3.「練習」ではなく「演奏」をたのしませること。
自然に自分で練習するようになる。
音楽は楽器からではなく音楽家から湧き出るものだ!
音楽も一種の言葉なのだ!
すばらしい!
目 次
練習のための練習より曲を
ヴァイブラフォンを習っている時に
上手く弾けないのでテクニックをつけなければと思い
スケールなどの練習をしすぎて手を傷めたことがあります。
その時ゲイリーバートンに言われた事があります。
スケールとか分散和音のような
練習のための練習はもう彼はしないのだそうです。
結局、曲を弾くのが目的なので
その曲で弾けないところを
どうやれば弾けるかを考えて
その練習をするのだそうです。
たしかにスケールと分散和音が出てくる曲で
弾けなければその時練習すればよいので
事前にハノンとかばかり長時間練習するのは
効率がよくないですね。
スケールなどもイメージがちゃんとあれば弾けるので
考えることの方が大事だと思いました。
ゲイリーバートンと小曽根真のデュオのFのブルースの採譜です。
デュオの模範のような素晴らしい演奏です。しっかり分析しましょう。
Gary Burton & Makoto Ozone - Bag's Groove (transcription video)
上手く弾けないのでテクニックをつけなければと思い
スケールなどの練習をしすぎて手を傷めたことがあります。
その時ゲイリーバートンに言われた事があります。
スケールとか分散和音のような
練習のための練習はもう彼はしないのだそうです。
結局、曲を弾くのが目的なので
その曲で弾けないところを
どうやれば弾けるかを考えて
その練習をするのだそうです。
たしかにスケールと分散和音が出てくる曲で
弾けなければその時練習すればよいので
事前にハノンとかばかり長時間練習するのは
効率がよくないですね。
スケールなどもイメージがちゃんとあれば弾けるので
考えることの方が大事だと思いました。
ゲイリーバートンと小曽根真のデュオのFのブルースの採譜です。
デュオの模範のような素晴らしい演奏です。しっかり分析しましょう。
Gary Burton & Makoto Ozone - Bag's Groove (transcription video)
綺麗な響きの音域
ジャズピアノでも他の楽器でも同じなのですが、
始めのうちはコード奏法で低い音域になっても、
覚えたコードの構成音をそのまま演奏して、
音が濁る事が多いようです。
私も始めのうちは考えずに弾いていました。
知っていれば簡単な原則があるだけなのです。
低い方を弾く時は2つの音をなるべく離して弾けば良いのです。
0.5秒以内なら良いし。
クラシックのピアノの楽譜を見ると名曲はそうなっています。
わざと汚い音が欲しい時もあります。
ジャズピアノも同じように弾けば良いのです。
山下洋輔トリオからエネルギーをもらってください。
肘打ち打楽器奏法がいっぱいで楽しいですよ。
綺麗な音というのはどういうことなのでしょうか。
倍音に含まれている音は良く響きます。
自分の耳で確かめてください。
楽器によってはもう少し低くも使えます。
(平均律で無い楽器など)
ピアノのCの最低音1Cの倍音で考えてみましょう。
第一倍音 1C(32HZ)
第二倍音 2C(32x2=64Hz)
第三倍音 2G(32x3=96Hz)
第四倍音 3C(32x4=128Hz)
第五倍音 3E(32x5=160Hz)
第六倍音 3G(32x6=192Hz)
4,5,6の倍音はCEGなのでコードのCですね。
モーツアルトの左手の有名な分散和音です。
これはギターの開放弦のコードの音域と同じです。
ギターもベースも移調楽器ですので記譜の音の一オクターブ下が実音です。高いEは4Eです。
ユニゾンやオクターブは何処の音域でも綺麗です。
3Eの音より高い音なら半音、
(例 Fmaj7:3E、3F、3A)
3Ebより上なら1音も使えます。
(例 Ebm9:3Eb、3F、3Gb)
綺麗な響きには、この音より上を使うルールを
ローインターバルリミット(Low Interval Limit)と呼びます。
それではオスカーピーターソンはどういう風に弾いているか
コードの音域に注意して研究しましょう。
Oscar Peterson - Body and Soul for Piano [Score-Video]
2020年7月7日火曜日
ジャズピアノはドラムとベースから
ジャズを演奏するということは、
ジャズ語を喋るようなものだと思います。
ジャズらしく聞こえるのはジャズ特有のリズムで弾けば良いのです。
何年やってもジャズにならないのは複雑な音のことばかり勉強していて、全くリズムの勉強をしていないようです。
実は1つか2つの音でリズムだけをジャズのリズムで演奏しても立派にジャズになるのです。
ドラマーがスネヤだけでソロを聴かせられる事を考えてみてください。
これはスティーブガッドがブラシで箱を
歌いながら叩いているものです。
特に2:34からのBye Bye Blackbirdを聞いてみてください。
別にドラムがなくてもジャズになっていますね。
色んなジャズを沢山聞くよりも
名演奏を1曲を深く聞いた方が勉強になるのです。
大体ベースとドラムはジャズの雰囲気を作るために
シンプルな四分音符を弾いていて、
それを聞いて踊りながら、
重ならないタイミングでメロディを歌っているのです。
同じタイミングで音を出してもドラムに負けるので聞こえません。
1曲の中には
全てのリズムの基礎と
ベースとドラムがどうやって演奏しているかが
全て入っていて、
同じ方法で演奏すれば何百曲でもできるのです。
私が自分で良かったなと思うには最初トランペットだったのですが、
バンドの他のメンバーに説明するために
ベース、ドラム、そしてピアノは
どういう風に弾くのかを勉強してはやって見せていた事です。
まあ足りないパートをやっていたわけです。
それからドラマーがいなかったのでドラマーになり、
ピアニストは一人でもできるのでピアニストになり、
会社の吹奏楽部の全国大会に参加して
パーカッションやヴァイブラフォン、
ミュージカルの作編曲と面白そうなことは全部やってみたことです。
「3日やるか10年やるか」という言葉がありますが、
何の楽器でも朝から晩まで3日間勉強するとおぼろげにわかります。
全然経験のない人には上手い人にも見えてしまうのです。
全く泳げない人から見ると3日練習して25メートル泳ぐ人を見ると凄いと思うようなものです。
でも極めるには10年以上かかるものです。
つまりベースとドラムを3日間必死で練習するとピアノとの関係も簡単にわかるものなのです。
急がば回れでピアノばかり練習するよりも
早く簡単にわかると思います。
天才は別ですけれど。
現にドラムのアートブレーキーはピアニストでしたし、
ドラムのジャックディジョネットはピアノでも録音があります。
チックコリアもキースジャレットもドラム上手いです。
ベースのチャーリーミンガスもピアノでも録音しています。
ピアノも打楽器ですしね、
ブラシとスティックを持って
名演奏と一緒に自分の腿を叩いて合わせると楽しいですよ。
ピアノを手で叩くのもありです。
ベースは左手でベースラインを練習して見ると良いです。
本物の楽器の方がもっとワクワクしますけれど。
次の動画の
ホセの3:10からのギターを打楽器にして
ドラムとの掛け合いも凄いですよ。
Jose Feliciano Felicidade Manha de Carnaval Samba de Orfeu Live 1970
まあ音楽は踊って騒いで笑って楽しむのが一番ですね。
元気になりますしね。
ジャズ語を喋るようなものだと思います。
ジャズらしく聞こえるのはジャズ特有のリズムで弾けば良いのです。
何年やってもジャズにならないのは複雑な音のことばかり勉強していて、全くリズムの勉強をしていないようです。
実は1つか2つの音でリズムだけをジャズのリズムで演奏しても立派にジャズになるのです。
ドラマーがスネヤだけでソロを聴かせられる事を考えてみてください。
これはスティーブガッドがブラシで箱を
歌いながら叩いているものです。
特に2:34からのBye Bye Blackbirdを聞いてみてください。
別にドラムがなくてもジャズになっていますね。
色んなジャズを沢山聞くよりも
名演奏を1曲を深く聞いた方が勉強になるのです。
大体ベースとドラムはジャズの雰囲気を作るために
シンプルな四分音符を弾いていて、
それを聞いて踊りながら、
重ならないタイミングでメロディを歌っているのです。
同じタイミングで音を出してもドラムに負けるので聞こえません。
1曲の中には
全てのリズムの基礎と
ベースとドラムがどうやって演奏しているかが
全て入っていて、
同じ方法で演奏すれば何百曲でもできるのです。
私が自分で良かったなと思うには最初トランペットだったのですが、
バンドの他のメンバーに説明するために
ベース、ドラム、そしてピアノは
どういう風に弾くのかを勉強してはやって見せていた事です。
まあ足りないパートをやっていたわけです。
それからドラマーがいなかったのでドラマーになり、
ピアニストは一人でもできるのでピアニストになり、
会社の吹奏楽部の全国大会に参加して
パーカッションやヴァイブラフォン、
ミュージカルの作編曲と面白そうなことは全部やってみたことです。
「3日やるか10年やるか」という言葉がありますが、
何の楽器でも朝から晩まで3日間勉強するとおぼろげにわかります。
全然経験のない人には上手い人にも見えてしまうのです。
全く泳げない人から見ると3日練習して25メートル泳ぐ人を見ると凄いと思うようなものです。
でも極めるには10年以上かかるものです。
つまりベースとドラムを3日間必死で練習するとピアノとの関係も簡単にわかるものなのです。
急がば回れでピアノばかり練習するよりも
早く簡単にわかると思います。
天才は別ですけれど。
現にドラムのアートブレーキーはピアニストでしたし、
ドラムのジャックディジョネットはピアノでも録音があります。
チックコリアもキースジャレットもドラム上手いです。
ベースのチャーリーミンガスもピアノでも録音しています。
ピアノも打楽器ですしね、
ブラシとスティックを持って
名演奏と一緒に自分の腿を叩いて合わせると楽しいですよ。
ピアノを手で叩くのもありです。
ベースは左手でベースラインを練習して見ると良いです。
本物の楽器の方がもっとワクワクしますけれど。
次の動画の
ホセの3:10からのギターを打楽器にして
ドラムとの掛け合いも凄いですよ。
Jose Feliciano Felicidade Manha de Carnaval Samba de Orfeu Live 1970
まあ音楽は踊って騒いで笑って楽しむのが一番ですね。
元気になりますしね。
2017年2月7日火曜日
アメーバーブログを始めました
長らくご無沙汰していましたが
アメブロで
「ジャズピアノのエンジニアリング」
というブログを書き始めました。
読者が少し増えて「いいね」がつくと嬉しいものですね。
こちらにもどうぞお越しください。
2016年6月11日土曜日
スタンダードジャズとワインの夜 2016年6月16日木曜日 ポートランドCorkscrew Wine Bar
ポートランドの皆様
スタンダードジャズとワインの夜
ジャズピアニカ 田川康吉トリオ
ジャズスタンダードやボサノバの演奏です。
ジャズとワインを、お楽しみください。
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